コルクマットのダニ、対策はこれ!畳だと増えるって本当?
コルクマットを敷くとダニが増える?
ダニ予防の対策や、畳とコルクマットの注意点など気になるとこを紹介します。
コルクマットを使いたいなと思った時にデメリットの中で特に気になるものの1つがダニですよね。
コルクマットを敷いて過ごしやすくなってもダニが発生したら元も子もないですから。
私も気になってこの点はよく調べました。
そこでわかったコルクマットとダニのほんとのところがこちらです。
<目次>
コルクマットはダニが発生する?
コルクマットを調べていると「コルクマット ダニ」というフレーズがよく目につきますよね。
そんなのを見たら「え?コルクマットってダニがわくの?」と心配になりますよね。
私もコルクマットを使いたいと思った時に気になって結構調べました。
そこでわかったのが
コルクマットのせいでダニが発生する可能性は低い
ということです。
どういうことか、詳しく説明しますね。
ダニが発生する条件
まず、ダニについて話すうえで知っておきたいのが、ダニが発生しやすい条件です。
これがわかっていないと予防や対策ができないので、最初にサッと説明しますね。
ダニが発生する条件は簡単にいうとこの3つが揃った時です↓
①高温多湿
温度20℃~30℃、湿度60%~80%くらい。
ダニは人が快適に感じる温度と、湿気の多い場所を好みます。
②栄養分がある
ダニは何でもエサにして、それを養分にして増えていきます。
食べカスやほこり、カビのほか、髪の毛やフケ、垢なんかもダニのエサになります。
③隠れ場所
ダニは隠れる場所が多い所を住処として増えていきます。
カーペットやラグ、畳、布団など毛や繊維が多いところはダニにとっては絶好の隠れ家です。
コルクマットはダニにとっては住みにくい場所
ダニが好む条件をわかった上でコルクマットを見てみると、コルクマットはダニにとっては住みにくい環境だということがわかります。
その理由を順番に見ていきますね。
【コルクの天然の防虫成分】
コルクにはスぺリンをはじめとした天然の防虫成分が含まれています。
そのため、コルクはダニが発生しにくい素材です。
また、コルクマットの中には表面だけがコルク素材で、中身はEVA樹脂でできているものも多いです。
このEVA樹脂はクッション性のある柔らかい樹脂で、空洞などもなく中がぎゅっと詰まっているのでダニが隠れる場所がありません。
そのため、ダニが住み着くのは難しい素材です。
【コルクの表面は頑丈】
コルクの表面は平らで頑丈なのも特徴です。
コルクマットにはカーペットのように繊維がなく、凹凸も少ないのでダニが隠れにくい構造になっています。
また、ラグや絨毯なんかに比べるとコルクマットはダニのエサになるゴミが表面に溜まりにくいのもポイントです。
【コルクは湿気を溜めにくい】
天然のコルクは水や油を通さない素材です。
また、コルクには調湿機能があって、湿度が高い時はコルクが湿気を吸い込み、空気が乾燥している時はコルクの中の湿気を放出します。
そのため、コルクの中が湿り続けるということがなく、湿気を好むダニにとっては住みにくい環境になっています。
【でも注意は必要】
ダニにとっては住みにくい環境のコルクマットですが、100%ダニを防げるかというとそういうわけではありません。
湿気やダニの栄養分が多いなど、ダニが発生する条件が整えばコルクマットでもダニが発生することはあります。
そのため、コルクマットを敷く時はダニを発生させない心がけも大切です。
コルクマットのダニ対策
コルクマットにダニを発生させないために気を付けたいポイントがこちらです。
【湿度を上げ過ぎない】
コルクには調湿機能がありますが、部屋の湿度が上がりすぎるとコルクマットやその周りも湿気を帯びてしまいます。
なので、部屋の湿度を適度な状態に保つことが大切です。
梅雨や夏場は除湿器を使ったり、冬場は加湿器の使い過ぎや洗濯物の部屋干しに気を付けたりします。
あと、
特に気を付けたいのがコルクマットの上に水分をこぼしてしまった時!
コルクの表面は水をはじいたりもしますが、コルクマットのつなぎ目にこぼすと水分がマットの下に入り込んで床とコルクマットの間が湿ったままになってしまいます。
ダニの予防ではコルクマットに飲み物などをこぼした時はすぐに掃除をするのが鉄則です。
【ゴミを溜めない】
次に、コルクマットにダニのエサとなるゴミを溜めないのもポイントです。
コルクマットの表面はこまめに掃除機をかけたり、水拭きをしたりします。
あと、
コルクマットのつなぎ目にはゴミが溜まりやすいので掃除の時に気を付けてゴミをとるようにします。
さらに、
コルクマットのフチの処理をしておくとダニ対策に効果的です。
パズル状のコルクマットの端をそのままにしているとデコボコした部分にホコリや髪の毛などゴミが溜まりやすくなります。
なので、サイドパーツをはめて凸凹をなくしたり、ハサミなどで出っ張っている部分を切ってしまいコルクマットの端をきれいに整えるといいですよ。
【コルクマットの上に敷物を敷かない】
コルクマットそのものはダニが隠れにくい作りになっていますが、コルクマットの上に敷物を敷くとそちらにダニが発生する可能性があります。
カーペットやラグ、絨毯などは毛足が長いのでダニが隠れやすく、食べカスなどが繊維の奥に入り込んでしまうと掃除機で吸っても取れなくなってしまい、それがダニのエサになってしまいます。
また、コルクマットの上に布団を敷きっぱなしにするのもNGです。
布団は繊維がたくさんある上に湿気も溜まりやすいのでダニにとっては格好の住処になります。
ダニだけでなくカビがはえることもあるので要注意です。
畳にコルクマットだとダニが増える?
畳の上にコルクマットを敷くとダニが増える、というのもよく聞きますよね。
これは実際にその可能性があります。
畳は繊維が密集してできているのでダニにとっては格好の隠れ家になります。
そのため、畳はもともとダニが発生しやすい場所で、一度ダニが出ると畳の中に入り込んで増え続けてしまう可能性もあるので注意が必要です。
さらに、
畳にも調湿機能があるのですが、畳の上にコルクマットを敷いてしまうとそれが活かされなくなってしまいます。
畳が湿気を放出しようとしてもコルクマットで密閉されているので湿気を逃すことができないんですね。
当然、湿気がこもればダニが発生しやすくなるし、カビがはえてしまう可能性もあります。
なので、コルクマットのダニ対策で考えると、できれば畳にコルクマットを敷くのはやめた方がいいです。
どうしても、という場合は
・畳の下、畳とコルクマットの間に防虫シートを敷く
・定期的にコルクマットをはずして乾燥させる
・コルクマットをはずした状態でバルサンなど害虫駆除剤を使う
・防カビ、防ダニ加工のされたコルクマットを使う
といった対策などをすると、何もしないよりはダニの発生を抑えられます。
コルクマットとダニまとめ
コルクマットそのものはダニが発生しにくい素材や作りになっているので、コルクマットでダニが増える心配はそれほどありません。
ただ、使い方や環境によってはダニが出てくることもあるので、ダニ予防のポイントは心得て得おいた方がいいと思います。
コルクマットのデメリットとしては、ダニよりもカビの心配の方が大きいので、こちらもあわせて参考にどうぞ↓
あと、コルクマットを使う前に知っておきたい情報をこちらにまとめています↓
(リンク)
コメントフォーム