オフィスの乾燥対策で加湿器以外で湿度を上げる方法を試してみた!
冬のオフィスってあんなに乾燥するのになんで会社は加湿器を置いてくれないんだろう?
と思い、自分で加湿器を持ち込んだこともありますが、中には職場で加湿器が禁止されてることもありますよね。
そんな時、私が試してきた加湿器以外の乾燥対策がこれです。
実際の効果や失敗談も書いておきますので参考にどうぞ。
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<目次>
オフィスの乾燥対策の加湿器以外の方法は?
オフィスの乾燥対策で加湿器が使えないとなると、考えるのは「加湿器以外でどうやって湿度を上げるか?」ですよね。
ご多分にもれず私もそう思ったのでまずは加湿器以外で自分の周りの空気を潤す方法をあれこれ試してみました。
自然気化式小型加湿器
最初に試したのが紙に水を吸わせて水分が自然に蒸発することで加湿するという
電気を使わない加湿器です↓
↑説明画像にあるように折りたたむとすごくコンパクトになるので持ち運びや収納がしやすいのもいいところ。
職場で加湿器が禁止の理由っていろいろありますけど、「私物を充電しちゃダメ」「USBでパソコンに私物をつないじゃダメ」っていうこともあるじゃないですか。
加湿器どうこうの問題じゃなくて電気泥棒やPCウィルスを取り締まるという。
そういう職場にはこのペーパータイプの加湿器は確かに便利です。
モクモク水蒸気が出るわけじゃないから加湿器のパソコンへの影響も少ない。
音もしないのでデスクの上に置いてもそこまで目立ちません。
難点をあげるとしたらパソコンの横に水を入れた容器を置くことになるので水が漏れたらパソコンがやられるかも、ということ。
なので、心配だったら100均で適当に受け皿になる物を買ってきてその上に置いておくといいですよ。
デザインや大きさもいろいろ選べるし、ちょっとしたものなら100均でも買えます。
あと、冒頭の写真のようにコーヒーフィルターやキッチンペーパーをカップに入れれば簡単に手作りすることもできます。
肝心の加湿効果はというと、
朝水を入れると昼にはだいぶ減っているので確かに加湿はしてくれてます。
ペーパー加湿器の横に湿度計を置くとわずかに湿度もあがります。
が!
だだっ広いオフィスで使うとあっという間に分散されちゃうので
「空気が潤った~」という実感はこれだけだと感じにくいというのが正直なところです。
塗らしたタオルで加湿
どんなにスタイリッシュでシンプルなデザインだったとしても会社のデスクに目に付く私物を置くのははばかられるという職場もありますよね。
紙でできたエコ加湿器は蒸気も出ないし静かだけど多少高さがあるのでデスクに置くと視界には入ります。
そこで代わりに試したのが濡れタオルです。
人目が気になる時は水に塗らしたハンドタオルを絞って机の隅にさりげなく置いておきます。
部屋に洗濯物を干して加湿するのと同じです。
しばらくして触ってみるとタオルが乾いてるので水分はしっかり放出されてるのが確認できます。
ただ、これもペーパー加湿器といっしょで、水分を蒸発はさせてくれてるけど威力は弱いです。
あと、小さなタオルや薄いハンカチだとあっという間に乾いちゃいます。
やらないよりはいいけど、「加湿」といえるほどの効果があるかと言われると微妙。
デスクに私物を置けないならこれで加湿
会社によっては就業中にデスクに余計な私物をいっさい置けないこともあります。
そんな職場ではハンドタオルすら気がひけると。
そんな時は飲み物を入れたマグカップをデスクに置いておきます。
マグカップも私物だけど・・・私の経験では飲み物は許容されることが多かった!
マグカップを職場に置いておけない時はコンビニやスタバで買ったコーヒーのカップに水を入れて置いてました。
カップの中身は水でもいいですが、お湯や暖かいお茶など蒸気が上がるもののほうが加湿されてる気にはなります。
水でも効果は0ではないと思いますが、正直、体感としてはほぼ効果を感じません。
お湯の場合は湯気が立つのでなんとなく効いている気がする・・・
カップをなるべく自分の近く、手が開いてるならカップを口元に持ってきて蒸気を吸うというのが加湿効果を一番感じられます。
机の下に水をまいて加湿
カップの水の蒸発なんて微々たるもの。
こんなんじゃ砂漠のように乾燥したオフィスの空気は潤わないよな・・・
と思って試したのが人目につかない足元を湿らす作戦!
デスクの上と違って目立たない場所なので、これはいろいろやれちゃうんじゃない?
(o´艸`)ムフフ
と思ったのですが、実際にやってみると意外と難点が多かった。
床がタイルなど水を吸わない素材の時は足元に濡れ雑巾を置いてました。
床がカーペットなど水を吸う場合はこっそり水を撒いたり、霧吹きでたっぷりミストを吹きかけたりしてみました。
「ホテルの部屋は乾燥するから寝る前に床にペットボトルの水をまいてます」
と芸能人が言ってるのを聞いたことあると思うんですけど、それと同じです。
ちなみにこれ、私もビジネスホテルに泊まった時にやってみたことがあるんですけど、本当に数時間後にはカラカラに乾いちゃうんですよね。
ところが、
職場のデスクの足元はというといっこうに乾く気配がないんですよ。
そのオフィスは暖房がガンガン効いている職場でした。
でも暖かい空気が溜まるのは上のほうだけ、足元は凍えるほど寒いんですよね。
だから床を濡らしても全然水が蒸発しないんです。
たぶんそのまま水をまき続けたらカビが生えるやつです。
さらに
そもそも湿気って上から下に落ちるので足元を濡らしても加湿したい顔周りまで湿気が上がってこないという致命的な欠点もあり・・・
この作戦は早々に失敗に終わりました。
加湿器代わりに霧吹きで加湿
で、加湿したいのは顔周りなのでだったら足元じゃなく上のほうに
霧吹きで水を撒けばいいじゃないか!
と思ったのですが、
シュッ!シュッ!と霧吹きする姿はものすごく目立つ!
そして霧吹きからでるミストがいかにもパソコンに悪そうなので周囲からの視線は冷たい。
相当わきあいあいとした仲の良い職場じゃないとできない気がする、ってか私はできなかった。
ということで、霧吹きで空間を潤わせるこの方法も断念しました。
湿度を上げる方法をオフィスで試しても無駄!?
と、こんな感じでオフィスを加湿器以外で加湿する方法をいろいろ試してみたんですが、その結果わかったこと、それは
水を撒く系の方法は焼け石に水!!
ってことでした。
というのも、
そもそも水蒸気って一箇所に留まらないので湿度が低いところでちょっと水分を撒いてもすぐ分散しちゃうんですよ。
だから自分のデスクの周りだけが潤うということはまずない。
もし職場が狭い部屋ならマンションの一室にぬれた洗濯物を干した時のように加湿効果を感じられるかもしれません。
が、何十畳もあるようなだだっ広いオフィスで自分のデスクにお湯の入ったカップ1つを置いたところで・・・
やらないよりはまし?くらい。
実際のところもしそれでお肌が潤ったと感じたら
それはプラシーボ効果なんじゃないか!?
と思うレベルで加湿効果は低いです。
紙を使った自然気化式の加湿器も朝水を入れると午後には水の量が減っているのでしっかり蒸発はしています。
けど、めっちゃ快適~!ってくらい自分のまわりの空気が潤っているかというとそんなことはなかったです。
もちろん、加湿対策を何もやらないよりはいいんだろうけど・・・
涙ぐましすぎる努力 (PД`q )
加湿器以外の乾燥対策まとめ
そんなわけで、オフィスの乾燥対策の加湿器以外の方法をいろいろ試した結果、私は
「オフィスの空気を加湿する」という作戦はあきらめて
「自分の水分を全力で守る!!」という作戦に切り替えました。
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