古いタオルどうしてる?ゴワゴワタオルの便利な使い道14選
ふわふわタオルをキープするために定期的にタオルを新品に換えていると使い古されたタオルがどんどん溜まっていきますよね。
ゴワゴワタオルの使い道は雑巾が定番。
とはいえ、大掃除で頑張って使ったけどまだ残っているなんてこともあるし、古いタオルがスペースをとっているのも気になりますよね。
そこで私がこれいいな、便利だな、と思った古いタオルの使い方やリメイクでの活用法がこれです。
<目次>
古いタオルは雑巾にするのが定番
ゴワゴワタオルの行く末といえばやっぱり雑巾が定番中の定番ですよね。
ただ、タオルを雑巾として使う場合、どうやって雑巾にするかで使い方がちょっと変わってきます。
ハンドタオルなど小さいタオルならそのまま雑巾として使えるので便利ですが、フェイスタオルやバスタオルなど大きなタオルになると切らないと雑巾にならないですよね。
で、この切るというのがやっかいで、タオルは切ると繊維のカスがぼろぼろ落ちちゃうんですよ。
ハサミで切っている最中も落ちるし、掃除などに使っている時にも落ちます。
そこで使い古したタオルを雑巾として使い場合は2つ方法があります。
古いタオルの雑巾の作り方
1つはきちんと雑巾を縫うという方法です。
①タオルを半分に切る
②タオルの両端の硬い部分を切る
③半分に折り、カットしたところを縫う
④筒のようになっているので裏表をひっくり返す
⑤まわりを一周ぐるっと縫い、最後に「×印」で縫う
こうするとタオルの切った部分が雑巾の内側に入るので掃除をしている時に繊維のカスが落ちることがありません。
また、「×印」で縫うことで布がよれるのを防いで雑巾を丈夫にできます。
縫わない雑巾の使い方6選
ただ、雑巾を縫うって面倒ですよね。
今は子どもに学校に持たせる雑巾だって100均で買う時代です。
なので、タオルを切ってそのまま使いたい!というのが本音。
そこで縫わない雑巾の便利な使い方も紹介しますね。
縫わない雑巾は汚れを拭いたらそのままゴミ箱へ捨てられる使い捨て雑巾として利用します。
こういった雑巾のことを「ウェス」なんてオシャレに呼ぶこともあります。
使い捨て雑巾は楽だし、清潔、水洗いの回数が減るので手の乾燥が防げるのも女性には嬉しいところです。
縫わない雑巾の作り方のポイント
縫わない雑巾は用途によっあらかじめ使いやすい大きさに切っておきます。
切った時にどうしても糸くずやほつれがでちゃうんですが、切り方を工夫するとカスを少し減らせます。
まず、手で裂くようにすると糸くずが出にくいです。
切りたいところにハサミでちょこっと切れ目を入れれば手でビリっと一気に裂けます。
次に手芸用のピンキングバサミで切ること。
手で裂くのが難しい厚手のタオなどは手芸用のハサミで切ると工作用のハサミで切るより糸くずを減らすことができます。
あとは「糸くずが出るのはしょうがない」とあきらめてゴミ袋などの大きな袋の中で切ります。
汚れのひどい場所の掃除用
使い捨ての雑巾は汚れのひどい場所の掃除に使うのにもってこいです。
例えば網戸や窓のサッシ、キッチンの換気扇やコンロまわりの油汚れ、排水口など。
こういった場所は汚れがひどいので洗って再利用ではなく使ったらそのまま捨てるのが便利。
使い捨て雑巾を一番最初の大まかに汚れをとるのに使えば繊維のカスがついても後でまた拭くのでそんなに気になりません。
モップ代わりに使う
フローリングは食べこぼしや足裏の汚れ、皮脂などでベタつきがちで定期的に水ぶきをしたいですよね。
そんな時に使い古したタオルを濡らしてフローリングワイパーに取り付ければ短時間で簡単に床の水ぶきができます。
半分に切った古いタオルをフローリングワイパーに取り付けてモップのようにして使います。
タオルを半分にしても切れ端部分はフローリングワイパーの本体の上側にくるの掃除中にカスはそんなに落ちません。
ベランダの手すりや物干し竿の掃除用
ベランダは雨や砂埃ですぐ汚れるのでちょっと拭いただけで雑巾は真っ黒になります。
なので、洗濯物を干す前に軽くきれいにしたい。
そこで使い捨て雑巾で洗濯物を干す時にベランダの手すりや物干し竿などをサッと拭きます。
これは乾拭きでも大丈夫なので、洗濯ばさみのカゴに使い捨て雑巾を一枚入れておくと便利です。
自転車や車の掃除用
汚れがつきやすいものといえば自転車や車の掃除にも使えます。
雨の後に濡れた自転車のサドルやハンドルを拭いたり、車の場合はホイールとタイヤを洗う時に使えます。
車のボディーは雑巾で拭くと細かいキズがつく恐れがあるのでゴワゴワした古いタオルは使わないほうがいいですが、タイヤ周りの掃除なら大丈夫です。
油汚れを拭く
使い捨て雑巾は油の処理にも役立ちます。
洗い物をする前に食器やフライパンの油汚れを使い捨て雑巾でサッと拭きとっておくと水や洗剤の使用量を減らせます。
あと、揚げ物などをした油を捨てる時にビニール袋に使い捨て雑巾を入れて油を吸わせて捨てるのも便利です。
台所で使う分はタオルを小さく切ってシンクの下に置いておきます。
小さな子どもの食事の時の掃除用
離乳食や手づかみ食べの時期はとにかくテーブルや床が汚れますよね。
食事のたびに毎回なので布巾や雑巾をいちいち洗うのは面倒だし、ウェットティウッシュだとコストがかかります。
そこで使い捨て雑巾で拭いてそのまま捨ててしまえば楽だし衛生的です。
「雑巾」といってももとはこの間まで使っていたタオルなので小さい子どものまわりの掃除に使っても衛生面も心配なく使えます。
古いタオルのその他の便利な使い方
雨に濡れた時用
大雨の日は外出から帰ると服や靴、バッグが水びたしになっていることもありますよね。
そのままタオルを取りに行くと家の中が濡れてしまって後で掃除が大変です。
そこでふだんから古くなったタオルを玄関に置いておくと便利。
バッグや靴など汚れが気になるものをきれいなタオルで拭くのはちょっと気になります。
だからといって雑巾で拭くのも嫌ですよね。
そんな時に古いタオルはきれいではあるけどそのまま使い捨てにしてもいい使用具合なのでちょうどいいです。
外のレジャーに持っていく用
使い古したタオルは薄くペラペラになっていることが多いので荷物に入れてもかさ張らず軽いのがいいところ。
特にキャンプやバーベキューは汚れることが多く、土や炭の汚れは落ちにくいのでそのまま捨てられるタオルは重宝します。
病気の時の使い捨てタオル
インフルエンザや胃腸炎、ノロウィルスなど人にうつってしまう体調不良の時は家族にうつらないようにタオルを別にしますよね。
でも、1人分だけ別で洗濯するというのも面倒だし大変です。
そこで使ったらそのまま捨てられるタオルを利用すると便利。
あと、一人暮らしの場合は体調が悪いのに洗濯をするというのが苦しいじゃないですか。
なので、こういう時は使い捨てにできるタオルがあると家事の手間を省いて体力温存することができますよ。
嘔吐してしまった時の掃除用にも使えます。
ペット用
使い捨てできるタオルはペットが汚したところの掃除用にも便利です。
犬を飼っているなら散歩から返ってきたときの足拭き用にしたり、縛って結び目を作ることで犬が噛めるおもちゃにすることもできます。
おもちゃにする時は柔軟剤や洗剤の匂いがついていると嫌がるので水洗いして香りをとっておくのがポイントです。
古いタオルのリメイクのアイデア3つ
バスタオルのリメイクはいろいろあるんですが、私がいいなと思った古いタオルのリメイク方法がこれです。
バスマット
タオルとして使うとなると色あせてしまったり、手触りが悪くなったりすると嫌ですがバスマットなら気にならないこともあります。
作り方はいくつかあります。
①縫う
簡単なのはバスタオルを三つ折りにして雑巾を作るときと同じようにまわり1周と「×印」で縫う方法。
あと、生地のよれが気にならなければ両側を縫うだけでもバスマットとしては使えます。
②結ぶ
次に網目状になっている滑り止めマットに紐状に切ったタオルを一本ずつ結んでいくという作り方。
これは簡単ですがタオルを短く切るのに手間がかかるのと、タオルによっては繊維のカスが落ちるのが難点です。
③編む
タオルで作るバスマットで私が一番かわいくてオシャレだなと思うのがこれ。
作り方はこちらを参考にどうぞ↓
バスローブ
バスタオルのリメイクならちょっとしたバスローブにしてしまうのもありです。
簡単なのは昔、小学校のプールで使ったてるてる坊主みたいなタオルにしてしまう方法。
肩紐などをつければよりおしゃれにできます。
バッグ
タオルでちょっとしたバッグを作るとなかなか使えます。
水滴がつくものや濡れているものを入れられるので夏の買い物や、プールや海に持っていくのに便利。
タオルなので使い終わったら洗濯機で丸洗いできるのもいいところです。
私はこのバッグは特におしゃれにはこだわらないので、作り方は幼稚園に持っていくような上履き入れなどの要領でちゃちゃっと作ります。
まとめ
こうやってみると使い古したタオルの使い道って結構あります。
古いタオルが多いと一箇所に置いておくと邪魔ですが、使い道によって小さく切って、使う場所ごとにわけて収納しておけば場所もとらないです。
「使ったらポイポイ捨てられる」というだけで掃除が楽になるので、掃除に取り掛かるハードルも下がりますよ。
関連記事
タオルを長持ちさせる方法やタオルの寿命についてはこちらの記事も参考にどうぞ↓
コメントフォーム