【驚愕】羽毛布団クリーニングの水洗いで失敗!洗うとどうなる?
羽毛布団って洗っちゃいけないって聞きますよね。
なのに最近は水洗いのクリーニングのサービスがたくさんあるのはどういうことだろう?羽毛布団は傷まないのか?
と悩んだ私が羽毛布団を洗うことのリスクについてクリーニング屋さんや知人に聞いたり調べてみてわかったことがこれです。
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<目次>
羽毛布団クリーニングの水洗いとは?
羽毛を傷めるから羽毛布団は水洗いしちゃいけないってのはよく聞きますよね。
最近は「水洗いできる羽毛布団」なんてのが売られてますけど、ってことはやっぱりふつうの羽毛布団は洗っちゃいけないのかな?と思うし。
親に聞いてみても「羽毛布団は洗えないでしょ!」と即答。
やっぱりこれまではずっと「羽毛布団は洗えない」が常識だったことは間違いないですよね。
だからどうしてもクリーニングに出したい時は以前はどこも
羽毛布団はドライクリーニングが常識。
でも、ドライクリーニングは石油系の溶剤を使って洗うので布団の汚れで気になる汗や皮脂などの水溶性の汚れは落とせないんですよね。
しかも、石油系溶剤が羽毛に必要な油分まで落としてしまうからドライクリーニングにしたところでやっぱり羽毛は傷んでしまうという・・・
洗っても汚れが落ちないし羽毛が傷むんじゃしょうがない!
ということで羽毛布団の水洗いクリーニングがあれこれ試されてきて今に至る、というわけです。
その結果、羽毛の傷みを抑えながら汚れを落とすという羽毛布団の水洗いの技術が向上して、今は羽毛布団クリーニングの専門業者なんかも出てきたそう。
で、羽毛布団の丸洗いというのはその名のとおり布団を丸ごと水洗いするということ!
水洗いのおかげで汗や皮脂、垢などの布団の汚れはすっきり落とせるし、羽毛布団ならではの洗い方、洗剤、乾燥の方法にこだわることで羽毛の質もキープできる!
羽毛布団の水洗いクリーニングは今までの常識を覆す画期的なサービス♪
ということなんですが、
当然のことながらサービスの質は様々で、高い技術やこだわりのある会社もあればその逆もあるというのが世の常。
羽毛布団クリーニングで失敗例
じゃあクリーニング技術が低かったり、悪質な業者に羽毛布団のクリーニングを依頼するとどんな失敗が起こるのか?気になりますよね。
わかりやすいところだと
羽毛布団がきれいになるどころか新たな汚れがついてしまったり、羽毛布団のふんわりとした風合いがなくなってしまったり。
中でもよく聞くのが羽毛布団の臭いの悩み。
羽毛布団をクリーニングに出す前は特別何も感じなかったのに、クリーニングから戻ってきたら羽毛布団が臭くなっていたという話は確かによく聞く。
これには2つの原因があって、
まずは水洗いすることで羽毛そのものが悪臭を放ってしまう場合。
羽毛は加工の段階で洗浄をするのですが、それが不十分だと水に濡れた時に獣臭がしてしまうんですね。
これはクリーニング業者というより羽毛そのものの問題も大きいです。
あと、羽毛は濡れている時間が長いほど嫌な臭いがきつく残ってしまいます。
羽毛布団は乾きにくいので専用の乾燥機を使って素早く乾かして欲しいところなんですが・・・
業者によっては一日干してから乾燥機にかけるなんてところもあるんだとか!
ありえなーいΣ(゚д゚;)
次に自分の羽毛布団に他の洗濯物の臭いがついてしまう場合。
羽毛布団をクリーニングに出す時に確認したいことの一つが、
羽毛布団をクリーニングする時に個別洗いしてくれるかどうか
これはすごく重要です。
個別洗いをしない、ということは、見ず知らずの人の布団といっしょに洗われてしまうということ!
汚すぎ!( ̄△ ̄;)
汚れ具合を確認したり、汚れのひどいものを除けたりしないでクリーニングに出された順にまとめて洗濯しちゃうなんて業者もあるそう。
他人の汗や皮脂汚れも嫌だけどペットのおしっこの臭いなんかがついた布団が混じっていると最悪・・・
羽毛布団は洗うとどうなる?
あとですね、やっぱり羽毛布団を水で洗うということにはいろんなリスクがあるんですよ。
これはクリーニング業者の腕だけでなく羽毛そのものが水に弱いとか羽毛布団が安くて粗雑な品ということにも原因があります。
そんな羽毛布団を水洗いして起こりうる失敗がこのあたり↓
羽毛布団を水洗いしたら羽毛が飛び出るようになった
安い羽毛布団で縫製が適当にされているものだと縫い目の隙間から羽毛が飛び出てしまうことがあります。
羽毛布団は中の羽毛が漏れないように側生地に目潰し加工をしたりしてできるだけ隙間を埋めています。
ところが、羽毛布団を水洗いすることで側生地を傷めたり縫い目が粗くなることで内側から羽毛が飛び出してしまうんです。
羽毛布団を水洗いしたら羽毛が偏った
安い羽毛布団はもともと羽毛の量が少なかったり、羽毛ではない偽物が混じっていることがあります。
縫製も雑なので水洗いすると羽毛が偏ってしまうことがあります。
あと、羽毛布団を乾燥させる時に回転式の乾燥機を使ったり、どちらかに傾くように置いていても羽毛が偏ることがあります。
羽毛布団を水洗いしたら布団がぺたんこになった
羽毛は汚れや臭いを抑えるために加工の段階で表面にコーティングを施していることがあるのですが、水につけるとこのコーティングがはがれてしまうことがあります。
そうなると羽毛がくしゃくしゃになったり小さくなったりダウンポールが折れてしまったり・・・
そのせいで羽毛のかさが減って羽毛布団がぺちゃんこになってしまうことがあるんですね。
羽毛布団の洗濯の失敗まとめ
と、こんな感じで
羽毛布団をクリーニングに出す時はクリーニング店の良し悪しに加えて羽毛布団を水洗いすること自体にそれなりのリスクがあることを頭に入れておいたほうがいいです。
そう考えると相場かそれより高くても質の良いクリーニングサービスに出したほうがいい気はすごくしてくる。
羽毛布団のクリーニング料金の相場についてはこちらを参考にどうぞ↓
▼羽毛布団クリーニングの値段相場は?数千円の料金の違いはこれだった
ただ、ここまでリスクがあると1万円で買った羽毛布団をあの金額払ってクリーニングに出す価値があるのか?という気もしてきますよね。
そもそも羽毛布団のクリーニングってどれくらいの頻度で出すべきなんだろう?と、なるべく羽毛布団を汚さないふだんのお手入れなんかも気になるところ。
ということで、その点はこちらに詳しく書いています↓
▼羽毛布団クリーニングの頻度は?汚れの原因とふだんの手入れの仕方
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