爪の周りが乾燥でカサカサする、白い、皮膚がかたい!原因がこちら
冬の乾燥の季節になると肌のカサカサが気になりますが、中でも乾燥がひどいのが指先の爪の周り!
爪の周りの乾燥がすすむとカサカサするだけでなくささくれてしまったり、白いモヤモヤが目だったり、爪の横が硬いし痛い!なんてことも・・・
そこで爪の周りの乾燥対策をしようということになるんですが、指先の爪の周りの悩みはそれぞれ原因が違うのでそれによって対策が変わってきます。
なので、まずは爪の周りが乾燥してしまう原因について詳しく紹介しますね。
▼爪の周りのケアまとめ▼
爪の周りの乾燥対策!カサカサ硬い指先のケア方法とおすすめアイテム
<目次>
爪の周りが乾燥でカサカサする原因
指先の爪の周りが乾燥する原因は大きく分けて4つあります。
手肌の乾燥
指先の乾燥はそもそも手全体が乾燥していることで起こります。
手先は洋服で覆われていないので常に乾燥した空気にさらされているし、いろいろな作業で使うことが多く刺激を受けることも多いです。
また、手が水に触れると皮膚の水分や油分が奪われてしまいます。
特にお湯で手を洗ったりすると手の保湿に必要な油分まで洗い流されてしまうので手の乾燥がすすむのが早いです。
手は食器洗いやシャンプーなど日常生活の中で洗剤などにふれる機会も多いし、仕事などでふだんから洗剤や薬剤を使うことが多い人は特に手が荒れやすかったりささくれができやすいです。
こういった日常のちょっとしたことで手の水分や油分が奪われ、肌が乾燥してガサガサになってしまいます。
除光液
マニキュアをよく使う場合は除光液が爪周りの乾燥の原因になっていることもあります。
除光液に含まれるアルコールやアセトンは爪の周りに炎症を起こすことがあり、そのせいで肌の水分や油分が不足して指先の乾燥が進んでしまうことがあるためです。
爪の周りの乾燥を防ぐためには除光液を使う回数や時間を減らしたり、できるだけ肌に負担の少ない除光液を使うということが大切です。
食生活の乱れ
手や爪の周りにこまめにクリームを塗るなど保湿ケアをしっかりしているのに爪の周りの乾燥がひどい・・・
そういう時は肌の健康状態そのものが乱れていることもあります。
食事の栄養バランスに偏りがあり皮膚の修復のために必要なビタミンやミネラルが足りていないと荒れた皮膚がなかなかきれいになりません。
ダイエットなどでお肉を抜いた食事などを続けているとたんぱく質が不足してきれいな肌が作られなくなってしまいます。
また、肌が乾燥する時は皮膚表面だけでなく体の内側で水分不足が起こっていることもあります。
冬は寒いので水分を控えがちになりますが、体に必要な水分をしっかり補給することは乾燥を抑えることにつながります。
体の冷え
肌の乾燥の原因が体の冷えといわれてもあまりピンとこないかもしれません。
ですが、体は血を巡らせることで体のすみずみに必要な栄養を運んだり、溜まった老廃物を取り除いたりしています。
そのため、体が冷えて血行が悪くなると指先など体の末端に栄養を届けにくくなってしまい、その結果、肌のターンオーバーが乱れて新しい肌に生まれ変わるペースが遅れてしまうことがあります。
特に女性は冷え性の人が多く、冬は手先や体がいつも冷えていることで血行不良になり体の血の巡りが悪くなっていることがあります。
爪の周りの白いモヤモヤの原因
手先が乾燥するとカサカサして爪のまわりが白くなってしまうことがあります。
でも、爪の周りが白くなる理由は他にもあります。
例えば、爪の根元などに白いモヤモヤができて嫌という時は伸びすぎた甘皮が原因です。
甘皮は爪上皮(そうじょうひ)と呼ばれる爪のつけ根の皮膚と爪との境目にある薄い皮です。
その甘皮が伸び過ぎると爪を乾燥させたり、甘皮そのものが乾燥してささくれになってしまうことがあります。
しかも甘皮はつめの根元を覆うように伸びてくるので見た目もよくありません。
甘皮が伸びすぎている時は保湿だけしてもきれいにはならず、伸びすぎた甘皮の処理が必要になります。
ですが、指先が乾燥して荒れてくると爪の根元にある甘皮がめくれたり、爪と皮膚との間に隙間が空いた状態になってしまうことがあるので保湿ケアももちろん必要です。
あと、爪の根元が白くなるのは甘皮よりも薄いルースキューティクルが伸びていることもあります。
ルースキューティクルは皮膚ではなく爪の上を薄く覆う角質です。
こちらも保湿ケアだけではきれいにならないので不要な角質を除去するケアが必要です。
爪の周りの皮膚がかたい原因
指先の爪の周りの皮膚、特に爪の両サイドが硬くカチカチになってしまうということがありますよね。
これは手の乾燥が大きな原因の一つになっています。
さらに、指先は家事をしたりパソコンのキーボードをタイプをしたり、外からの刺激を受けやすい部分です。
皮膚は刺激を受けると自分を守ろうとして硬くなります。
硬くなった部分が気になってつい皮を剥いてしまうことがありますが、それをすると皮膚は自分を守るためにさらに硬くなってしまうという悪循環になります。
そのため、指先の爪の周りが硬い時はクリームなどを塗って少しずつ柔らかくしてあげることが大切です。
ただ、角質がカチカチになっているとふつうのクリームなどを塗っても保湿成分がしみ込まなくなってしまうことがあります。
そういう時は硬くなった肌を柔らかくしてくれる尿素配合のクリームなどを使うのもおすすめです。
まとめ
指先の爪の周りの悩みの原因は乾燥だけではありません。
そのため、それぞれ原因にあったケアをしないと対策をしても効果を感じられないことがあります。
秋冬の湿度が下がる季節は乾燥が原因で起こる肌トラブルも多いので保湿ケアをしっかりしてあげることできれいな手先を取り戻せることが多いですよ。
爪のまわりの乾燥対策についてはこちらに詳しくまとめているので参考にしてみてくださいね↓
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