大晦日の食べ物の伝統は?意味や由来を知って縁起を担ぐ! |
生活のこと

大晦日の食べ物の伝統は?意味や由来を知って縁起を担ぐ!


【記事内に広告を含む場合があります。】

大晦日の食べ物の伝統

大晦日は1年の締めくくりということもあって、なんとなくちゃんと過ごしたい気分になってきたり。

そこで大晦日といえばやっぱり「年越しそば」を用意するわけですが、

年越しそばってどうして食べるの?って言われると、実は詳しく知らない・・・なんてこと、ありませんか?

実は年越しそばにはいくつかの意味が込められていて、食べ方にもちょっとした決まりがあるんです。

さらに地域によって食べ方が違ったり、そもそも年越しそばではなく別の物を食べるなんて地方もあります。

せっかくなら縁起を担いで良い年を迎えたい!ということで、今回は大晦日の食べ物の伝統について紹介しますね。

スポンサーリンク
PICK UP

▼大晦日の夕飯のおすすめ▼
大晦日の夕飯の献立メニューは何食べる?簡単で見栄えがする5選!

大晦日の食べ物の伝統は?

大晦日に食べる伝統の食べ物は細かく見ていくと地域や家庭によって本当に様々です。

その中でもよく食べられているものがこのあたり。

年越しそば

大晦日の食べ物の伝統といえばなんといっても年越しそば!

日本全国を見てみても、年越しそばを食べる地域はたくさんあります。

【年越しそばを食べる意味】

年越しそばは長寿や健康を願った縁起物です。

細くて長いお蕎麦にちなんで「来年も細く長く幸せに暮らせるように」という意味や、お蕎麦が切れやすいことにちなんで「今年一年の苦労を切り捨てられるように」という意味があります。

そのため、年越しそばは「蕎麦」を食べることに意味があります。

また、年越しそばは大晦日の夕飯に食べられることが多いですが、「年を越す」という本来の意味合いから考えると大晦日の夜の11時くらいに食べるのがいいとされています。

ですが、先ほどお話したように年越しそばには「今年の苦労を断ち切る」という意味もあるため、年を越す前(深夜0時)までに食べきらないといけないとされています。

年をまたいで年越し蕎麦を食べると翌年は金運に恵まれないなんていわれることもあるので気をつけてくださいね。

【年越しそばの由来】

年越しそばはもともとは江戸時代の習慣がはじまりです。

まだ旧暦だった江戸時代には月末ごとに「晦日(みそか)」があり、毎月の晦日にお蕎麦を食べる習慣がありました。

ですが、旧暦から新暦にかわることで晦日の風習がなくなっていき、一年の最後の大晦日にだけお蕎麦を食べる習慣が残ったと言われています。

【年越しそばの地域による違い】

大晦日にお蕎麦を食べる年越しそばの風習も地域によって違いがあります。

例えば、岩手ではわんこそば、山口では瓦蕎麦など、お蕎麦の名物料理がある地方では年越しそばにそういった郷土料理を食べることがあります。

また、年越しそばは蕎麦を食べることに意味がある、といいましたが、地域によっては蕎麦以外のものを食べることもあります。

例えばうどんが有名な香川では蕎麦のかわりに年越しうどんを食べたり、山梨県ではほうとう、沖縄では沖縄そばを食べて年を越すということもあります。

スポンサーリンク

年取りのご馳走

年越しそばに比べると知名度はぐっと下がりますが、地域によって食べられる大晦日の伝統の食べ物に「年取りのご馳走」というものがあります。

【年取りのご馳走の意味】

年取りのご馳走は地域によって違いがあるのですが、煮しめなどを作ることが多いです。

大根やごぼう、里芋、にんじんなどの野菜と、こんにゃく、豆腐、昆布などの具材をあわせてみりんやしょう油などで煮たものです。

どれも昔ながらの日本にある食材で、今年もたくさんの食べ物をいただけたことを神様に感謝するご馳走になります。

また、年取りのご馳走を作る時はあえて大きな鍋でたくさん作るようにします。

これには「今年は食べ残せるほど食べ物がありました、来年もこうなりますように」という願いが込められています。

【年取りのご馳走の由来】

「年取り」という言葉に馴染みがない人もいるかもしれません。

昔の日本ではお正月を迎えると同時にみんながいっしょに1つ年を取ると考えられていました。

そのため、お正月にみんなで年をとり、神様を迎えてご馳走をたべる行事のことを「年取り」といいました。

また、昔は日が沈むと同時に1日が終わると考えられていたため、夕暮れ後は次の日と考えられていました。

そのため、大晦日の夕方にその年が終わり、その夜はすでに新年になる、ということで大晦日の夜に年取りのご馳走が食べられました。

お節料理

おせち料理といえば年が開けた新年のご馳走というイメージがありますが、地域によっては大晦日の夜におせち料理を食べ始めるところもあります。

理由は先ほどお話したとおり、大晦日の日暮れ後はもう次の年がはじまっていると考えているからです。

大晦日にお節を食べる地域としては北海道が有名です。

まとめ

大晦日の食べ物の伝統は年越しそばが有名ですが、食べ方や食べるものは地方によってかなり変わってきます。

年末年始の風習にはその土地ならではの習慣が残っていることも多いので、進学や転勤で馴染みのない地方に引っ越すとカルチャーショックを受けることが多いですよ。

関連記事

あと、大晦日の夕飯は伝統の食べ物の他に「家族みんなで楽しく食べられるもの」「ちょっと豪勢なもの」など家庭によって食べるものに違いがあります。

大晦日の夕飯の献立って意外と悩むものなのでこちらも参考にしてみてくださいね↓

スポンサーリンク

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

コメント

ブログ内検索
自己紹介

千代(ちよ)です。

東京でおひとりさまライフを楽しむ独女です。

長いこと干物女をやってきたんですが、毎日を楽しむ活き活きとしたきれいなお姉さんになりたいなぁと一念発起。

生活や仕事のこと、趣味や旅行のことなど、日々の暮らしを楽しむために私が気になって自分なりに調べたり、体験・実践してみたことを書いているブログです。

詳しいプロフィールはこちら⇒

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

話題の記事
最近の投稿
カテゴリー
気になる話題
メタ情報