コルクマットの掃除、失敗しない仕方とNGな掃除方法、掃除機はあり?
コルクマットの掃除方法の基本!
正しいやり方は?掃除機は使って大丈夫?水で洗っていいの?など、気になるところを紹介します。
コルクマットの掃除の仕方は人によってまちまちですが、いろいろ見たり聞いたイする中で、私が感じた失敗しない掃除方法と気を付けるべきポイントがこちらです。
<目次>
コルクマットの掃除の仕方
コルクマットの掃除の仕方ってはじめは悩みますよね。
コルクマットをきれいに保ちたい!と思って掃除したのに、コルクが剥がれたり、染みができたりとコルクマットを傷めてしまうこともあります。
そこでまずは、絶対に失敗しないためのコルクマットの掃除方法の基本を紹介しますね。
コルクマットの掃除には掃除機!
ふだんコルクマットの掃除をする時にまず使うのが掃除機です。
ラグやカーペットなど毛織物の場合はうかつに掃除機をかけると生地を傷めてしまうことがあるんですが、コルクマットにはその心配がありません。
コルクマットは毛があるわけじゃないし、表面が平らなので心置きなく掃除機をかけられます。
生活しているうちにコルクマットの表面に溜まっていくチリや髪の毛、ほこり、食べカスなんかをいっきに掃除できます。
また、掃除機を使えば表面の粒子の荒いコルクの隙間に入り込んでしまった細かなゴミや、ジョイントマットのつなぎ目部分に溜まったゴミも吸いだせるので楽ちん。
コルクマットの掃除で掃除機を使う時に注意する点としては、コルクマットの上で掃除機を持ち上げないことくらいです。
吸引力の強い掃除機の場合、コルクマットの上で掃除機を持ち上げるとマットが掃除機の口にくっついてつなぎ目の部分がとれてしまうことがあります。
最悪の場合、コルクマットのジョイント部分の凸凹が破れたり、反りかえってしまう原因にもなります。
なので、掃除機をかける時は掃除機をコルクマットの外まで移動してから持ち上げるか、スイッチを切ってから持ち上げるようにします。
コルクマットの掃除にコロコロ
コロコロといえば伝わると思うのですが、カーペット用の粘着テープのことです。
掃除機をかけた後にコロコロをすれば、掃除機ではとりきれなかった細かなゴミもきれいに取り除けます。
掃除機をかけるほどじゃないけど、一カ所だけゴミが気になるという時にも便利です。
コルクマットの掃除に水拭き
コルクマットの上に溜まったゴミは掃除機やコロコロできれいにできますが、生活しているとそれ以外にも汚れが気になってきますよね。
裸足で歩いていると汗がついたり、食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、
そういった汚れがついたコルクマットは水で濡らして固く絞った雑巾で水拭きします。
水拭きするとその部分の色が変わることがありますが、乾けばもとに戻ります。
ちょっと水分をこぼしてしまっただけ、とか、一部の汚れならウェットティッシュですぐふき取るのもありです。
ただ、ウェットティッシュや水拭きタイプのクイックルワイパーなどはコルクマットの表面が凸凹しているので拭き取ろうとすると引っかかってしまいます。
なので、広い範囲の掃除には向きません。
コルクマットの掃除はマットの下も!
コルクマットのふだんの掃除は表面に掃除機をかけたり、水拭きすれば十分です。
ただ、コルクマットはつなぎ目の部分から細かなゴミが入り込むので、時間が経つとゴミがコルクマットの下に溜まっていってしまいます。
細かい塵やホコリ、髪の毛の他、食べ物カスなんかも入り込んでしまうので、コルクマットの下は思っている以上に汚れます。
なので、できれば2週間に1回程度はコルクマットをはずしてマットの下も掃除します。
フローリングに掃除機をかけたり、床を水拭きするとコルクマットの下も清潔さを保てます。
掃除できれいにならないコルクマットは交換
コルクマットに食べ物や飲み物をこぼして染みができてしまったりすると掃除をしても完全に汚れを落とすことができないことがあります。
そういう時は汚れた部分のコルクマットだけ剥がして、新品のコルクマットと交換します。
ジョイントマットタイプのコルクマットを使っているとこれはすごく便利。
次の項目で書きますが、コルクマットを洗剤を使って掃除する方法もあります。
ただ、それできれいになるとは限らないし、余計に染みができてしまうこともある・・・
なので、コルクマットが派手に汚れてしまった時は潔く新しいコルクマットを買ってしまった方が、時間と労力を無駄にせずにすみます。
コルクマットの掃除方法の注意点
次に、コルクマットの掃除の掃除方法を探している時に見かける方法の中で、注意が必要なものについて書いていきますね。
コルクマットは水洗いできる?
コルクマットの掃除の仕方を調べていると「コルクマットは水洗いできる」という口コミをよく見かけますが、
コルクマットを水洗いできるかは商品次第になります。
全てのコルクマットが水で丸洗いできるわけではないので気を付けた方がいいです。
コルクは水を吸い込みにくい素材と言われていますが、完全防水ではないし、撥水効果が低い商品もあります。
コルクマットが水をたくさん吸ってしまうと伸び縮みしてつなぎ目が合わなくなったり、マットの端が反りかえってしまう原因になります。
なので、コルクマットを洗いたい場合は、その商品が水洗いに対応しているかどうか確認してから掃除するのが安心です。
あと、
コルクマットを水洗いできる場合も次の点に気を付けます。
・たわしやメラミンスポンジを使うとコルクの表面を傷つけたり、劣化の原因になる
・洗濯機を使わない(コルクマットの表面のコルクがとれてしまう可能性がある)
・洗った後はタオルなどで水分を拭きとって、風通しの良い日陰で乾燥させる
直射日光が当たるとコルクマットが反ったり歪んだり、劣化の恐れがあります。
乾燥が不十分だとコルクマットやフローリングにカビがはえる恐れがあります。
コルクマットを洗剤で掃除する
コルクマットの汚れを洗剤を使って落としたい場合は台所の食器洗い洗剤など中性洗剤を使うのが基本です。
洗剤を水でしっかりと薄めて雑巾などに染み込ませてコルクマットの汚れた部分を拭いていき、最後に水拭きをします。
洗剤の量が多いとコルクマットに染みができてしまうのでかなりしっかり薄めるのがポイントです。
あと、
人によってはコルクマットの掃除にワイドハイターなど酸素系漂白剤を水で溶かして使う人もいます。
ただ、これはコルクマットに染みや変色が残る可能性があるし、水洗いできないと洗剤がコルクマットに残る可能性があるので心配ならやらないほうがいいです。
コルクマットのナチュラルクリーニング
ナチュラルクリーニングというのは洗剤の代わりに自然素材を使って掃除をする方法のことです。
洗剤の代わりとしてコルクマットに使えるのはお酢やクエン酸。
たっぷりの水に溶かしてコルクマットにスプレーして拭き、そのあと水拭きします。
汚れを落とすほかに除菌や消臭の効果もあるし、口に入っても安心ということで赤ちゃんや小さい子どもがいる家でよく使われる方法です。
ちなみに、
コルクマットの掃除の場合、ナチュラルクリーニングで有名な重曹やセスキ炭酸ソーダは使えません。
重曹やセスキ炭酸ソーダは木材の掃除には向いていなくて、表面を傷つけたり変色する可能性があります。
コルクマットの掃除にスチームモップ
コルクマットの掃除に高温の蒸気が出るスチームモップを使う人もいます。
スチームモップを使うと洗剤を使わずに手垢や皮脂汚れ、油汚れを落とすことができます。
また、ダニは50~60度以上の熱で死滅するのでコルクマットのダニ予防にもなります。
ただ、スチームを浴びせることでコルクマットに水分を加えることになるので、コルクマットにスチームモップを頻繁に使うとコルクマットの劣化を早めてしまうというデメリットもあります。
なので、スチームモップでのコルクマットの掃除はシーズンごとなど間隔をあけて行うこと。
スチームモップをコルクマットの一カ所に留めないように気を付けて、終わったらコルクマットをよく乾かすのもポイントです。
コルクマットの掃除まとめ
コルクマットは掃除しにくい、なんて声も聞きますが、ふだんする掃除機と水拭きならふつうの床掃除と変わりません。
ただ、時々コルクマットを剥がしてマットの下を掃除をするのは確かにちょっと手間です。
あとは、変に洗剤を使ったり、丸洗いして乾かしたりすると大変なので、面倒な場合は「汚れたら買い替える」というのが楽だし、それがジョイントタイプのコルクマットのメリットだと思います。
コルクマットのカビやダニなど、コルクマットを使う前に知っておきたい疑問をこちらにまとめてるのであわせて参考にどうぞ↓
(リンク)
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