カーテンレールのネジが抜ける!穴の補修で緩みを修理する方法【画像】
カーテンレールのネジ穴が大きくなってしまいネジが抜けそうな状態に!
このままではカーテンの重みでカーテンレールが外れてしまいそう、ということで、カーテンレールのネジ穴の補修を自分でやってみました。
カーテンレールの穴埋めの応急処置の手順や、作業する時のポイントを画像といっしょにまとめておきますね。
<目次>
カーテンレールのネジが抜けるときの応急処置
私の部屋のカーテンレールは元からなんとなくグラグラしていて、そこに、重たい遮光カーテンを取り付けて過ごしていたところ、カーテンを開けて端に寄せるとカーテンの重みでレールがたわんでしまうようになりました。
カーテンレールの一番端がかなり沈んでしまっているので、カーテンレールのネジが緩んでいるのかな?と思い、ネジを締めなおそうと思って見てみたところ
ネジが緩んで木枠とカーテンレールの間に隙間ができている上に、なんだかやけに木屑が溜まっている。
なんでだろう?と思いながら緩んでいるネジを締めなおしてみると、ネジが回転するだけで全く奥に入っていかず中から削られた木屑が出てきてしまう!
どうやら、ネジ穴が大きくなりすぎてネジをしめてもネジが入っていかない状態のようです。
状況から見て、前の入居者さんがカーテンレールをいじっている模様。
賃貸なので自分でヘタに触って壊すのは怖い、でも、まだカーテンレールからネジが外れたわけじゃないし、カーテンレールが落下したわけでもない。
この状態で管理会社に連絡して、果たして業者を呼んで修理してもらえるんだろうか?
とあれこれ悩んだ末、万が一うまくいかなかったら弁償覚悟で(カーテンレールがついている木枠の弁償っていくらかかるんだろう?)、穴1つだし自分で応急処置をしてみることにしました。
で、
カーテンレールのネジが緩んで抜ける時の自分でできる対処法としてはこんな感じの方法があります↓
①緩んだネジをしめなおす
②穴の位置をずらしてカーテンレールを設置しなおす
③大きくなった穴を埋めて補修する
わが家の場合、すでにネジ穴が大きくなりすぎてネジをしめなおしても入っていかない。
さらに、カーテンレールが取り付けられている木枠にはすでにカーテンレールをずらした穴の跡があるのでずらす場所がない。
しかも今ネジが緩んでいるのは1ヶ所だけなので5つ全部ずらすのは面倒だし、失敗が怖い。
ということで、
今回は大きくなりすぎたカーテンレールのネジ穴を埋めて補修することにしました。
で、
ネジ穴を埋める方法もいくつかあって、穴を埋めてネジを取り付けるための専用の商品なんかも売られてます。
ただ、今回私はできるだけ安く修理したいと思ったので100均アイテムと家にあるもので直すことにしました。
カーテンレールのネジ穴を補修してみた
今回カーテンレールの穴を埋めるのに使った道具と材料がこちらです↓
・金づち
・プラスドライバー
・木工用ボンド
・カッター
・割り箸
ちなみに、金づち、ドライバー、木工用ボンドは100均のダイソーで買いました。
今回はカーテンレールについていたネジそのものはきれいな状態だったのでそのまま使いまわすことにしました。
もしカーテンレールについていたネジの溝が削れてしまっていたり、ネジの頭が潰れてしまっているときは新しいネジが必要です。
で、
まずは割り箸の先2cmくらいを半分くらいの太さになるように鉛筆を削る感じで削ります。
これはだいたいで大丈夫です。
細かい削りカスも後で使うので捨てずにとっておいてください。
次にカーテンレールを取り外します。
うちのカーテンレールはそれほど重くないので女性一人でもできましたが、心配な場合は誰かに手伝ってもらって二人で作業した方がいいです。
ネジをはずしていくとカーテンレールが不安定になるので、バランスを崩すとカーテンレールが落下してしまうこともあります。
で、大きくなったネジ穴にさっき削った割り箸を差し込み、ネジ穴からちょっとだけはみ出るところに印をつます。
ネジ穴から割り箸を抜いて、印をつけたところで切ります。
これでネジ穴を埋める材料が出来上がったので、さっそくねじ穴を埋めていきます。
まず、ネジ穴に木工用ボンドを入れます。
ここにさっき切り落とした短い割り箸を差し込みます。
ネジ穴と割り箸の間に小さな隙間ができるので、そこに最初に割り箸を削った時にでた細かい削りかすをさしていきます。
今の段階では横から見ると割り箸や削りカスがネジ穴からはみ出していますが、後で調整するので大丈夫です。
ネジ穴が全体的に埋まったら、ボンドが乾くように20分くらい待ちます。
その後、穴からはみ出ている部分を金づちで叩いて穴の中に押し込みます。
割り箸は柔らかい木でできているので金づちで軽く叩くだけでも簡単につぶれますよ。
ネジ穴に詰めた割り箸が穴から出っ張ってしまうとカーテンレールを取り付けるときに浮いてしまうので平らになるようにしっかりと中に入れます。
詰めた割り箸がネジ穴に入りきらないときはカッターで切り落としたり、紙やすりで削って調整します。
こんな感じで、あっという間に大きくなったネジ穴が埋まりました。
あとはカーテンレールを取り付けるだけです。
割り箸でネジ穴を埋めるとそこだけ色が変わってしまいますが、カーテンレールの部品で隠れるし、ネジを埋め込むので見えなくなります。
ネジをしめて完成したビフォア・アフターがこちらです↓
ネジ穴の補修前
↓ ↓ ↓
ネジ穴の補修後
カーテンレールの金具が木枠にピタッとつくところまでしっかりネジをしめられるようになり、カーテンレールのぐらつきがなくなりました。
重たい遮光カーテンをつけてもカーテンレールの端がたわんで沈んでしまうのも解消しました。
カーテンレールの穴埋めをする時の注意点
カーテンレールの穴埋めは工程はとても簡単なんですが、気をつけないと失敗することが2つあります。
カーテンレールがついている素材を確認
まず、修理を始める前にカーテンレールが取り付けられている部分の素材をしっかりと確認することです。
わが家の場合は木枠にネジを埋め込んでいるので割り箸での穴埋めで簡単に補修ができました。
でも、これが石膏ボードの壁にカーテンレールが取り付けられている場合は中が空洞になっていることがあります。
そうすると割り箸を入れても落ちてしまって穴が埋まりません。
そういう時は石膏ボードでもねじが取り付けできる専用のアイテムが必要になります↓
穴埋めするとカーテンレールにネジが入りにくい
もう1つは穴埋めした後にネジをしめる時です。
割り箸で穴を埋めるとネジ穴の中はギュウギュウに詰まった状態です。
なので、ここにネジを入れるときは
めちゃくちゃ力がいります!
ドライバーを回すときにネジ穴の中にネジを押し込むように力をかけるのがポイントです。
力が弱いとねじが穴の中に入っていかないし、ネジの頭のところでドライバーだけが回ってしまいネジの頭の+型の溝を削ってしまってネジをドライバーで回せなくなってしまいます。
ネジの頭を潰してしまうと途中まで入ったそのネジを抜くのも大変だし、新しいネジを用意しなきゃいけなくなります。
なので、力に自信がない人はネジを留めるところだけ男性に手伝ってもらうか、電動ドライバーを用意しておくことをおすすめします。
電動ドリルも100均にないかな?と思って探してみたんですが、残念ながらダイソーにはありませんでした。
電動ドライバーは安いものだと通販で1,000円ちょっとくらいで買えます。
カーテンレールのネジ穴の補修まとめ
カーテンレールの大きくなったネジ穴は家にあるものと100均で揃う道具で簡単に補修することができます。
難しい作業はないので最後のネジをしめる作業さえできれば失敗することはまずないと思うんですが、こういうDIYみたいなのは得意不得意があるので絶対大丈夫とはいえません。
なので、このカーテンレールのネジ穴の補修はあくまでやるなら自己責任で!ということになります。
賃貸で傷をつけたりするのが心配な場合はカーテンレールの穴1つの修理でも管理会社に連絡した方が安心ですよ。
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