箱根駅伝の大手町での観戦、復路ゴールの混雑がやばい【画像】
箱根駅伝の観戦スポットはいろいろありますが、中でも人気が高く、一度は観戦してみたいと思うのが復路のゴールとなる大手町。
箱根駅伝の最後のゴールで総合優勝が見届けられる場所とあって復路の大手町には毎年たくさんの人が観戦にやってきます。
つまり、大混雑する!!ということです。
なのでゴールの時間にあわせてなんとなく大手町に行くという感じだと200%の確立で失敗します。
えぇ、失敗したのはかつての私です。
というわけで、箱根駅伝のゴールの大手町の写真といっしょに、私が感じた大手町に初観戦にしに行く前に知っておきたいことがをまとめておきますね。
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<目次>
箱根駅伝の大手町ゴールの場所と通過時間
総距離217.1Km、10区間の長い長い箱根駅伝のコースの最後のゴールになる大手町。
大手町は往路と復路をあわせた箱根駅伝の総合優勝を決める選手が走り込む瞬間を見られるのはもちろん、10位以内を争う見応えのあるシード権争いを楽しめるスポットです。
そんな復路のゴールが設置されるのは大手町の読売新聞社前、大手町ビルとの間の道です。
箱根駅伝はスタートも大手町ですが、スタートとゴールは設置される道が1本違うので気をつけてくださいね。
最寄り駅は地下鉄の大手町駅。
丸の内線、東西線、千代田線、半蔵門線、三田線が乗り入れてます。
大手町は地下鉄が5路線も走ってるのでアクセスはすごく便利なんですが、その分、駅の中が広くて迷路のように入り組んでます。
大手町の地下に慣れてない人や一番遠いホームから向かう人は目的の出口まで行くのにかなり時間がかかることもあるので余裕を持って出かけたほうがいいです。
箱根駅伝のゴールに近い地上出口はE1、E2出口です。
ただ、ゴール時間が近づいて地上の道路が混雑してくるとE1、E2出口は警備員さんが立って封鎖されてしまいます。
JRで行く場合、大手町は東京駅から歩いて10分ほどです。
トップの選手が大手町でゴールする時間は13:20~30頃です。
ただ、この時間にあわせて大手町に行くのでは遅すぎます。
箱根駅伝の復路ゴールの混雑状況については後ほど詳しく書きますが、ものすごい人出になるので最低でも12時半には着くように出かけることをおすすめします。
正直、それでも遅いかも・・・
箱根駅伝のゴール付近の観戦で楽しめるもの
大手町のゴール付近にはランナーのゴール以外にも楽しみがいろいろあります。
●優勝校のプレートと記念碑
まず、箱根駅伝のゴールになっている読売新聞社前には歴代の優勝校の名前の入ったプレートと箱根駅伝の記念碑があります。
これは一年中設置されてるので箱根駅伝の日じゃなくても見られますが、ふだん大手町に行く機会がないなら一度は見ておきたい有名なやつです。
●選手のオーダー表や紹介パネル
一方、箱根駅伝の当日しか見られないものといえば当日発表される選手のオーダー表や、出場校の紹介パネル。
あと、出場する大学がそれぞれ独自に作っているスポーツ新聞ようなものがあって、ゴール付近で無料で配られてます。
●大型スクリーンとオフィシャルグッズ売り場
箱根駅伝のゴール付近では東京サンケイビル前の広場もにぎわってます。
地下鉄のE1出口を出たところでゴール地点からすぐの場所です。
ここには大型スクリーンが2つあって箱根駅伝の中継を見ることができます。
どちらも試合後の写真ですが、こんな感じで見られます↓
その近くに特設の箱根駅伝グッズの売り場もできるのでTシャツやタオル、ストラップなどオフィシャルグッズの買い物もできますよ。
これも試合後によった時の写真なので商品がほとんどありません><
人気の大学のグッズはどんどん売れていきます。
買えるグッズや値段はこんな感じ↓
あと、ちょっとした軽食が買えるテントも出ます↓
東京サンケイビル前の広場もトップの選手がゴールする時間が近づくと人がどんどん増えるので途中から入場規制が行われます。
ゴール付近ではトップの選手が近づいてくるにつれてそのエリア一帯で盛り上がりが増していきます。
というのも、先頭を走るランナーがゴールする時刻を予想して「あと20分」「あと15分」といったアナウンスがあります。
「トップの○○大学が馬場先門を通過しました」とアナウンスがあるといよいよ感に包まれて会場のあちこちから「おぉ~!!」という歓声があがります。
そして、ゴールまであと数分という時間になると10区のランナーをゴールで迎えるために出場校の選手や監督がゴール地点に入ってきます。
なので場所によっては選手や監督がすぐ横を通ったりしますよ。
箱根駅伝の復路ゴールの大手町の混雑状況
そんなわけで、箱根駅伝ゴールの日は楽しみの多い大手町なんですが、そういう場所だからこそ混雑がものすごいんですよ。
はい、生半可な気持ちで参戦すると心が折れる大大大混雑です。
(;・`д・́)...ゴクリ
初めて箱根駅伝の観戦を大手町でしようという人はゴール予想時刻の1時間前の12時半頃に大手町に来る人が多いです。
12時半といえば会場ではゴールに「東京箱根間往復大学駅伝競走」と書かれた横断幕が設置されたり、テレビ中継のリハーサルが始まる時間。
なんですが!
大手町のゴールで箱根駅伝を観戦したい場合、12時半の到着では遅すぎます。
地下鉄のE1出口を出たゴール地点にはこの時間にはもうすでに5重、6重の人垣ができています。
これだけ人が並んでいると見えるのは前の人の頭だけ。
最低でも3列目くらいに入ってないと走ってくる選手の姿は見えません。
そこにゴール時間が近づくにつれてさらに人が押し寄せるのでゴール周辺の道路はものすごい混雑です。
どれくらいの混雑かというと、電車が遅延や運休して入場規制をしてる時の通勤ラッシュの駅のホームみたいなイメージ。
先頭を走る選手がゴールする30分前の13時ごろになるとゴール地点は5重どころから10重くらいあるんじゃないかという人だかり。
大手町でスペースがあるのは選手が走るコース上だけです。
そんなわけで、ゴール付近の人垣の後ろの方にいてもコースの様子は何も見えないので大きな歓声が上がったことで「あっゴールしたんだな」ってわかります。
この状態だと監督が高く舞う胴上げすら見えません・・・
_l ̄l○lll ガクッ
ただ、総合優勝や2位、3位の選手のゴールを見届けると帰る人もでてきます。
するとちょっとずつスペースができるのでうまくすれば最後の方の選手がゴールするところは見られるかもしれません。
そんなわけで、12時半に大手町に着くと早々に「ゴール付近で見るのは無理だ」と悟りゴールはあきらめて「もう少し空いてるところに移動しよう!」と思うんですがこれがまた一苦労。
箱根駅伝のゴールの日は周辺の歩道は道の真ん中でテープで半分に区切られて車道側が応援エリア、建物側が通路エリアになります。
でも、実際には建物側でも立ち止まって観戦に備えてる人もいたりするし、建物側のスペースでは各校の応援団がパフォーマンスをしてたりもします。
なので、歩くスペースは人が一人歩けるくらいの幅しかない!?なんてことも・・・
人が多すぎてすれ違えないので一方通行になります。
そんなわけで、ちょっとの距離を移動するにもものすごく時間がかかります。
それも考えて箱根駅伝の復路ゴール観戦の大手町では早め早めに行動するのがおすすめです。
箱根駅伝の復路ゴールの大手町の場所取り
こんな状況なので箱根駅伝の大手町のゴール地点で観戦するには場所取りが必要です。
じゃあ、大手町のゴール地点にいる人は一体何時から場所取りをしているのか?というとたいていみんな朝の7時頃にはポジションについてます。
1~2列目のベストポジションで見たい人は早い人だと朝6時ごろから来てるなんていうつわものも・・・
ちょうど箱根の芦ノ湖では6区のランナーが準備に向かう頃です。
はい、選手と同じだけの気合の入り方です。
で、場所取りする場合はその時間からゴールの時間まで、基本はずっとその場にいることになります。
シートを敷いたりテープだけ貼っておいて後から戻ってくるというのはできません。
でも、ゴールまでかれこれ6時間以上かかりますからね。
途中でトイレに行きたくなったりもします。
でも荷物だけ残してその場を離れるのはちょっと心配、人がいないとずらされちゃう可能性もありますからね。
なので、できれば場所取りは2人以上でして交代でトイレに行った方がいいです。
あと、混雑のところで書きましたが1時間前にはすでに5重くらいの人垣ができます。
その時間に前列から抜けると元の場所に戻れなくなります。
なので、トイレは早めに行って後はゴールが終わるまで我慢!
大手町ゴール地点の場所取りはかなり体力勝負、「本気」と書いて「マジ」と読むレベルの気合と根性が必要です。
箱根駅伝を大手町で観戦する時の服装
で、朝から場所取りする人はもちろんですが、12時半からゴールまでの1時間待つだけでもかなり体が冷えます。
お正月の東京の平均気温は5℃前後で日陰と風の影響があるとたった1時間でも寒いを通り越して凍えます。
なので、箱根駅伝の観戦に行くなら防寒対策は必須!
箱根駅伝の観戦は場所取りのために早く来て屋外にいる時間が長い人ほど重装備で来てます。
もちろん、ふつうのおしゃれな格好で来てる人もたくさんいますけ、「あの人の格好ないわ~」って白い目で見られることはないです。
おしゃれな格好でいって雰囲気だけ味わって帰るならいいですが、1時間以上ずっと外にいると「もっと防寒対策してくれば良かった・・・」って絶対思いますよ。
失敗しない箱根駅伝の観戦の服装については私の体験談をまじえてこちらに詳しく書いています↓
箱根駅伝を大手町で観戦する時の持ち物
箱根駅伝の観戦では応援する時間よりも選手が走ってくるのを待っている時間のが長いことが多いです。
そのため、寒い真冬の屋外での待ち時間を快適に過ごしたり、待っている間のレース状況を確認するアイテムなどが必要になります。
ざっと上げると、箱根駅伝の観戦で用意したほうがいいのは
- 防寒アイテム
- 飲み物と軽食
- 情報をチェックするアイテム
この3つです。
また、箱根駅伝はどこでどんな風に見るかによっても持ち物で重視したほうがいい物が変わってきます。
その点も含めて、私が箱根駅伝の観戦に行く時に持って行っているものをこちらに詳しくまとめました↓
箱根駅伝観戦の大手町のトイレ事情
真冬の寒空の下にずっといるとどうしても行きたくなるのがトイレ。
箱根駅伝の大手町での観戦の場合は駅やコンビニのトイレを利用します。
ゴール地点から一番近い地下鉄のE1出口から地下に入ったところにも近くにトレイがあります。
ただ、ゴール時間が近づくにつれてトイレにも長蛇の列ができるので行くなら早めに行ったほうがいいです。
あと、地上のゴール付近がごったがえしてくるとE1出口は封鎖されちゃうので他の出口までまわらないといけません。
箱根駅伝の大手町での観戦で手旗がもらえる場所と時間
箱根駅伝の観戦名物といえばみんなが沿道で振っている手旗ですよね。
せっかく大手町まで足を運ぶんだから旗をもらいたいという人もいると思います。
復路の日の大手町で手旗が配られるのはゴール近くにある地下鉄の地上出口あたりです。
こんな感じで手旗を大量に持った係りの人が立っているので声をかければ無料でもらえますよ。
手旗の配布は12時過ぎ頃から始まります。
あと、沿道沿いで場所がとれた場合は選手が走ってくるちょっと前になるとコースに沿って旗を配るスタッフがまわってくるので、1~2列目に入れればそこでも手旗をもらえますよ。
箱根駅伝の応援の手旗は2種類あって、1つは赤い読売の旗、もう1つは黄色と緑のスポーツ報知の旗です。
これをもらって帰るだけでもいい思い出になります。
ちなみに、大手町のゴール近くでは大学ごとの応援旗は使えないので気をつけてくださいね。
箱根駅伝のゴール近くのおすすめ観戦スポット
ここまで耳にタコができるくらい、いや、目にタコができるくらい?ゴールの大手町の混雑について書いてきたので箱根駅伝を初観戦の人の中には「ちょっと無理かも・・・」と弱気になってる人もいるかもしれません。
そこで、混雑は避けて無理せずゆったり見たいという人におすすめのゴール近くの観戦場所も紹介しておきますね。
私のおすすめはずばり、大手町と日本橋の間です。
詳しくはこちらに画像付きでまとめました↓
箱根駅伝の大手町での観戦後の楽しみ
さて、箱根駅伝を大手町で見る場合、観戦後にもちょっとした楽しみがあります。
大手町では全チームがゴールした後の14時ごろから各大学ごとに報告会が開かれます。
特別に会場などが作られるわけじゃなく大手町の街の一角で行われます。
大学ごとの報告会の場所は箱根駅伝の専門雑誌や大学ごとに会場で配布してる大学新聞に書かれているのと、大学新聞を配ってるエリアに報告会の地図があったりします。
監督や選手の話を聞こうと人気のある大学の報告会の場所にはものすごい人だかりができます。
なので、お目当ての大学がある時は全チームがゴールする前に移動を始めたほうがいいです。
あと、優勝したチームはすぐに記者会見があるので報告会はしません。
箱根駅伝の大手町での観戦まとめ
みんなで声援を送ったり、一斉に歓声が上がったり、現地で見るからこその一体感や緊張感、熱気を感じることができるのがいいところ。
でも、大手町での観戦は人が押し寄せるのでかなり大変。
選手が駆け抜けるスピード感を感じたり、沿道で旗を振って応援したいということであれば途中で紹介した大手町から少しだけ離れた場所でスポットがおすすめですよ。
箱根駅伝ビギナーの方はこちらもあわせて参考にしてみてくださいね↓
箱根駅伝の観戦に行くのに事前に知っておいたほうがいい情報や、わかりにくいルールの解説をしています。
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