ハッカ油はゴキブリにも効果ある?虫除けのおすすめの使い方
自然の虫除けとして人気のハッカ油で、ゴキブリにも効果があると話題になっていますよね。
でも、あのしぶとくて強いゴキブリに本当にハッカ油が効くのか?と疑問を抱くこともあると思います。
ゴールデンウィークあたりから夏にかけて虫が気になる季節になりますが、中でも遭遇したくないのがゴキブリ。
どうにかしてやつらの家への侵入を防ぎたい!
そこで気になるのがハッカ油のゴキブリへの効果です。
ということで、今回はゴキブリへのハッカ油の効果やおすすめの使い方についてお話しますね。
<目次>
ハッカ油はゴキブリにも効果がある?
ハッカ油は自然の虫除けとして人気ですが、はっか油で虫除けする時のポイントははっかの香りです。
ハッカはメントールのスッとした独特の香りが特徴で、このにおいを虫が嫌って近づかなくなるという効果を利用して虫除けにしています。
ゴキブリは虫の中でも嗅覚が敏感なのでハッカなど刺激が強い匂いは苦手とされています。
そのため、ハッカ油の虫除けはゴキブリにも効果が期待できます。
ハッカ油の虫除けのゴキブリ対策
はっか油でゴキブリ対策する場合、方法としてはこの3つがあります。
ハッカ油スプレー
ハッカ油の虫除けの使い方で一番有名なのがハッカ油スプレーですよね。
ハッカ油を水や無水エタノールで薄めてスプレーにして吹きかけて使います。
ゴキブリ対策として使う場合はゴキブリが家に侵入する入り口になりそうなところにハッカ油スプレーを吹きかけておきます。
- お風呂や洗濯機の排水口
- 洗面所の排水口
- 台所のシンクの排水口
- 台所やお風呂場、トイレなどの換気扇
- 玄関
- 窓
- ベランダ
- エアコン
キッチンやお風呂の排水溝などはスプレーしても水に流れてしまうので1日の終わりにハッカ油スプレーを吹きかけてから寝るるようにします。
また、エアコンにハッカ油スプレーを使う場合は注意が必要!
エアコン内部は精密機器だし、ハッカ油の成分で溶けたりダメージを受ける素材が使われていることもあります。
そのため、エアコン本体にハッカ油スプレーを吹きかけると故障の原因になることもあります。
そこでエアコンにハッカ油スプレーを使う時はフィルターを取り外してそこにスプレーするようにします。
フィルターにハッカ油スプレーをかけておくとハッカの香りが部屋全体にいき渡るようになりますよ。
あと、ベランダにある室外機の周りにスプレーしておくのもおすすめです。
ハッカ油で掃除
こまめに掃除をする家なら拭き掃除の時にハッカ油を混ぜるのもおすすめです。
バケツの水にハッカ油を数滴垂らし、その水で雑巾を絞って拭き掃除をするだけでハッカの匂いをつけることができます。
ただ、ハッカ油はその名のとおり油分なので、入れすぎるとフローリングや壁紙のシミや汚れの原因になってしまうので気をつけてくださいね。
ハッカ油トラップ
ハッカ油のゴキブリ対策で1番おすすめの方法が置き型のハッカ油トラップです。
ハッカ油スプレーや拭き掃除の場合、ハッカ油を水で薄めて使うので薄荷の香りが弱まってしまいます。
一方、ハッカ油トラップはハッカ油の原液をそのまま使うのでより強い香りで虫除けをすることができます。
ハッカ油トラップのやり方はいろいろありますが、よく使われるのが不織布の袋と重曹を使った方法。
お茶のティーバッグなどに使われるような不織布の袋に重曹の粉を入れてそこにハッカ油を数滴垂らせば完成です。
不織布の袋はスーパーのお茶売り場や、100均でも売ってますよ。
これをゴキブリが通りそうな場所に置いておきます。
- 冷蔵庫や食器棚のまわり
- 台所の引き出しやシンクの下
- 洗面台の下
- 玄関
ハッカ油の置き型の虫除けはハッカ油を水に薄めず原液のまま使うのでハッカの香りがかなり強烈にします。
なので、リビングや寝室など部屋の中に置くとハッカの匂いが苦手な人だとちょっと香りがきついかなと感じることもあります。
ですが、シンクや洗面台の下などに置くにはぴったりです。
また、玄関もずっとそこにいるわけではないのでそれほど気にならないし、爽やかなハッカの香りが芳香剤の役割もしてくれます。
ハッカ油の置き型の虫除けはお茶パックを使わずに容器に重曹を入れてハッカ油を垂らしたり、重曹の代わりに保冷剤の中身や岩塩などを使うこともできますよ。
置き型のハッカ油の虫除けの作り方はこちらに詳しく書いています↓
▼ハッカ油の虫除けの玄関での使い方と効果を持続させるコツ【体験談】
ハッカ油を使ってもゴキブリが寄ってくる時はここをチェック!
はっか油のゴキブリ対策がイマイチ効かない、という時はここをチェックしてみてください。
ハッカ油の濃度
最初にお話したとおり、ハッカ油はその香りを使って虫を遠ざけています。
なので、ハッカ油の虫除けは香りが弱いと虫除け効果も弱まってしまいます。
虫除けではハッカ油スプレーが人気ですが、ハッカ油スプレーは水で薄めて作るので香りが弱めです。
特にゴキブリ対策にハッカ油を使う場合はちょっと香り強めで使いたいのでハッカ油を原液のまま使える置き型の虫除けにして使うのがおすすめです。
ハッカ油の効果の持続時間
ハッカ油の虫除けは時間とともに香りが薄くなっていきます。
ハッカ油スプレーだと吹きかけても風で飛ばされたり、すぐに揮発してしまって香りを感じられる時間が短いこともあります。
ハッカ油の濃度にもよりますが、私が網戸にスプレーした時は30分くらいで匂いを感じなくなりました。
また、ティッシュなどにハッカ油を垂らすと揮発して乾燥するのが早いです。
ハッカの香りがなくなれば虫除け効果もなくなってしまいます。
ハッカの香りを少しでも長持ちさせるにはハッカ油の原液と何に垂らすかがポイント!
容器に水を入れてそこにハッカ油を垂らすと3~4時間くらい香りが持ちます。
また、私が試した中では
ハッカ油の香りが長持ちしたのが重曹でした。
重曹にハッカ油を垂らして玄関に置いておいた時は一人暮らしの私の家の玄関では8時間ほどもちました。
それでも時間とともに香りは薄れてくるので、香りがなくなったらこまめにハッカ油を垂らすようにします。
あと、ハッカ油スプレーは作ってから1週間くらいが使用期限といわれています。
実際には3日目くらいでだいぶ香りが弱いなと感じるほどです。
なので、ハッカ油スプレーを使うなら少量ずつこまめに作ってなるべく早く使い切るのがポイントです。
ハッカ油にゴキブリが慣れる
ゴキブリは本当にしぶとくて強い・・・
なので、ずっとハッカ油を使い続けていると中にはハッカのにおいに慣れてくるゴキブリもいます。
そういうやつにはいくらハッカ油を追加してももはや虫除け効果はありません。
ハッカ以上の家のにおい
ハッカ油の虫除けを置いたとしても家の中から食べ物やゴミなどのにおいがハッカ油以上に香っているとハッカ油の虫除け効果がなくなってしまうことがあります。
ゴキブリはハッカ油だけでは防げない
あと、そもそもなんですが、
ハッカ油でできるのはゴキブリを遠ざけるということです。
ハッカ油にゴキブリを殺虫して退治する効果はなく、期待できるのはあくまで忌避効果です。
また、さっきも書いたようにハッカ油は持続時間がそれほど長くないので、ハッカの香りが薄らいだタイミングでゴキブリが侵入してしまうということもあります。
なので、ハッカ油だけでゴキブリを完璧に撃退するのは難しいです。
そこでおすすめなのがハッカ油の虫除けとあわせて市販のゴキブリ駆除アイテムを使うこと!
ハッカ油を使うことでゴキブリを家に寄せつかないようにしますが、万が一、侵入してしまったやつのためにコンバットなども仕掛けておきます。
ハッカ油ではゴキブリは倒せないので、殺虫成分の入ったアイテムで仕留める作戦です。
ちなみに、市販のゴキブリを仕留めるアイテムにはゴキブリを寄せ付ける香りを放つものがありますが、これはあくまで家に侵入したゴキブリをおびき寄せる程度です。
家の外にいるゴキブリを寄せ付けるほどではないので安心してください。
ハッカ油のゴキブリへの効果まとめ
ハッカ油にはゴキブリを寄せつけない効果はあります。
でも、あくまでゴキブリを遠ざけるだけで、ハッカ油をずっと使い続けているとその匂いに慣れてくるやつもいます。
ハッカ油だけで完璧にゴキブリ対策するのは難しいので、はっか油でゴキブリ対策をするなら市販のゴキブリ駆除アイテムと組み合わせて対策するのがおすすめですよ↓
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