網戸がハッカ油で溶けるって本当?ハッカ油スプレーの虫除けの体験談
ハッカ油スプレーの虫除けは天然由来の成分で安心して使えると人気ですが、気になるのが「ハッカ油スプレーで網戸が溶ける」という話です。
網戸がハッカ油で溶けるというのは結構いろいろなところで目にするけどこれっていったいどういうことなのか?
ハッカ油スプレーの虫除けは肌に直接使うだけでなく、家で使うなら虫の侵入口になる網戸などにも吹きかけておいて虫が部屋に入ってくるのをブロックしたいところ。
そこで、ハッカ油で網戸が溶けるといわれる理由と、実際に私が網戸にハッカ油スプレーを使った時の体験談をあわせて紹介しますね。
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網戸がハッカ油で溶けるといわれる理由
「ハッカ油で網戸が溶ける」というのはハッカ油スプレーについて調べているとあちこちで目にしますよね。
せっかく自然成分の虫除けで安心して使えるといっても、それで網戸が溶けて穴が空いたら意味がない・・・
と、私もハッカ油の虫除けスプレーを使う前に心配になってこの点についていろいろ調べてみたんですよ。
で、結論からいうと、
ハッカ油にはプラスチックを溶かす成分が含まれているから
というのが網戸がハッカ油で溶けるといわれている理由になります。
ただ、ハッカ油がプラスチックを溶かすといっても、プラスチックは全てだめなのかというとそういうことでもありません。
ハッカ油に含まれているのはプラスチックの1つであるポリスチレン(PS)を溶かす成分です。
なので、もし網戸の素材にポリスチレンが使われていたら、網戸にハッカ油スプレーを吹きかけることで網戸が溶ける可能性があります。
ハッカ油が溶かすプラスチックについてはこちらに詳しく書いているので参考にどうぞ↓
でも、ふだん網戸の素材なんて気にしたことがないので「うちの網戸の素材ってなんなんだろう?」と思いますよね。
で、網戸の素材についても調べてみたんですが、まず、網戸に使われることが多い素材としては
・ポリプロピレン
・ポリエステル
・グラスファイバー
・ステンレス
・サランネット
などがあります。
網戸の素材としてポリスチレンが使われることは少ないということがわかりました。
ただ、絶対ないとはいいきれないんですよね。
なので、心配なら網戸メーカーに問い合わせをして、素材を確かめてからハッカ油スプレーを使うのが安心です。
ちなみに、網戸を隅々まで見てみるとどこかしらに網戸のメーカー名と型番などが書かれたシールなどが貼られてますよ。
よっぽど古いアパートなんかだとわかりませんが、新築の戸建てや最近のマンションに設置されている網戸ならたいてい表記があります。
ハッカ油スプレーを網戸に使ってみた体験談
私はたぶん大丈夫だろうと思い網戸メーカーへの問い合わせはせずに手作りのハッカ油スプレーを網戸に使ってみました。
結果、
わが家の網戸は溶けることなく、見た目にも何の変化もありませんでした。
たぶん、うちの網戸はポリスチレン製ではないのだと思います。
あと、ハッカ油をしっかりと水で薄めて、しかもスプレーでミスト状のハッカ油水を吹きかけたからそれほどダメージがなかったのかなと。
ハッカ油の原液はかなり刺激の強い油分なので、ハッカ油の原液を網戸に直接ぬったら傷むかもしれません。
なにより、ハッカ油の原液は肌に触れるとかぶれや痛みが出ることもあるので、網戸にハッカ油の原液を塗ってうっかり触ってしまったら危ないです。
原液の方がハッカの香りが強いですが、虫除けにするハッカ油はしっかり水で希釈したものを使ったほうがいいですよ。
まとめ
自宅の網戸がポリスチレン製の場合はハッカ油の虫除けスプレーを使うことで網戸が溶ける可能性はあります。
ただ、網戸に使われる素材はいろいろあって、ポリスチレンが使われることは少なめなのでそこまで心配しなくても大丈夫そうです。
私が網戸に使った手作りハッカ油スプレーについてはこちらを参考にどうぞ↓
初めてはっか油を使うという方はこちらも参考にどうぞ↓
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