部屋探しで事故物件を紹介された、訳あり物件を避けるには【体験談】
夏になるとテレビでホラー映画のCMが流れてほんと嫌!と思うくらい怖がりな私。
なので私が部屋探しをする時はNG条件の筆頭に「事故物件」と掲げている。
のですが、ある時、不動産屋さんが紹介された物件の1つがまさかの事故物件でした・・・
ということで、今回は私と同じような怖がりな方のために、事故物件を見つけた時の体験談と、事故物件の見分け方、避ける方法などを紹介しますね。
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<目次>
事故物件を賃貸の部屋探しで紹介された体験談
私は部屋探しで不動産屋さんに行く時に希望条件とあわせて「こういう部屋は避けたい」というNG条件をリストにしてもっていきます。
NG条件には「大通沿い」とか「線路の横」とかいろいろあるんですが、中でも筆頭に来るのはもちろん「事故物件」です。
私、本当に怖い話がダメで、ホラー映画のCMを見ただけで夜電気消せなくなっちゃうし、一人で部屋にいるのが怖くなっちゃうんですよ。
なのでその時もその条件を書いたリストを不動産屋さんに見せて部屋を探してもらっていました。
たいていの不動産屋さんは物件がズラッと並んだパソコンの画面からお客さんの条件に合いそうな物件の情報をプリントアウトして見せてくれます。
で、1つの物件の情報を渡されて見ていると、それは駅から近く築年数も浅めで間取りもわりと希望通りの物件でした。
大通沿いというのがちょっとネックだけど後はいい感じだな、と思い、詳しい場所や周辺環境が知りたいと思ってその物件をスマホで検索してみたんです。
で、Yahooの検索窓に物件名を打ち込んだ次の瞬間、
「(物件名) 事故」
という予測がでてきたんですよ。
ドキ───∑(゚Д゚; )───ン!!
えっ?えっ?どういうこと??
声には出さないものの一人心の中で軽くパニック。
恐る恐る「(物件名)事故」で検索をかけてみると、そのマンションで起きた自殺の情報が出てきました・・・
ちなみにこの物件は紹介されたお部屋そのものではなく、共用部の階段での死亡案件でした。
でも怖いですよね・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクブル
となりながら、不動産屋さんのお姉さんに、
「すみません、今調べたらこの物件は事故の記事が出てきちゃったんで、このお部屋はなしで・・・」
と伝えると、
「条件に事故物件はNGってありましたもんね^^」
とさらりと言われました。
進学や就職、転職でこれまで何度も部屋探しをしてきたけど、こんなにストレートに事故物件を見つけたのは初めて。
しかもこの時、私は転職活動中でちょっと収入が不安定な状態での部屋探しだったので、「え?こういうわけあり物件をあえて進めてる!?」と、このあと疑心暗鬼になったのはいうまでもありません笑
で、どうしたかは、この記事の後半に続きを書いてます。
事故物件の見分け方
事故物件っていうのは自分で見つけるのはなかなか難しいんですが、あきらかにわかりやすいものは自分でも見つけたり気づいたりできることがあります。
その事故物件の見分け方をいくつか紹介しますね。
ネットで調べる
今の時代はネットで調べるというのが1番簡単な方法です。
さっき書いたように、不動産屋さんに行くとお店の人が良さそうと思った物件の情報をプリントアウトして見せてくれます。
で、お客さんがその情報を見ている間に不動産屋さんは他の物件を探すので、ネット検索して情報を探す時間は結構あります。
今回の私のようにマンション名を入れるだけで予測で事故の情報が出てくることもあるし、「物件名 事故」と調べてもいいと思います。
あと、事故物件のまとめサイトとして有名な大島てるさんの「事故物件公示サイト」というのがあるので、これに引っかかることもあります。
あと、マンション名が平凡でどこにでもありそうな名前の場合、例えば「田中マンション」とか、こういう時は「田中マンション 最寄り駅」とか地名といっしょに調べると絞り込めます。
ただ、当たり前ですがネット検索で全ての事故物件を見つけることはできません。
事故があったことでマンション名を変えているところもあるし、大きく報道されなければ知られていないこともあります。
まとめサイトにも嘘や間違った情報が載っていることがあるし、全ての情報を網羅しているわけではありませんからね。
でも、手っ取り早く事故物件かどうか目星をつけるにはネット検索は便利です。
物件情報に特別な注意書きがある
物件情報を見たときに、「告知事項あり」「心理的瑕疵」「特別募集」などの記載がある場合は事故物件の可能性があります。
ただ、こういう物件は稀で、まず見つかりません。
それと、事故物件って法律で告知義務があるわけではないので必ずお客さんに伝えられるわけではありません。
家賃が相場より安い
物件情報からわかるところでいうと家賃の安さがポイントになります。
賃貸物件はエリアごとにだいたいの家賃相場というのがあるので、同じエリアの似たような物件と比べて明らかに家賃が安い場合は何かマイナス条件があるのかなとなります。
あと、同じ建物の他の部屋と比べて明らかに家賃が低い場合はすごく怪しい・・・
ただ、これも家賃が安いからといって必ず事故物件というわけではありません。
築年数やエレベーターなし、駅から遠いなど他の理由で家賃が安いこともあります。
あと、大屋さんが早く人を入れたい、長く住んでもらいたいと家賃を安く設定しているだけのこともあります。
不自然なリフォーム
これは内見に行った時にチェックしたいポイントなんですが、部屋の中に違和感のあるリフォームがあったら怪しいです。
一部の部屋やお風呂場だけきれいになっていたり、部屋の中の一箇所だけ不自然に新しくなおされていたり。
でも、前の入居者さんが喫煙者で壁のクロスを貼りかえてあって壁だけきれいというのはよくあることです。
建物名を変更している
テレビや新聞などで大々的に報じられるような事件の場合、現場となったマンション名が出てしまうことがあります。
そうすると悪いイメージがずっとつきまとうので建物の名前を変更していることがあります。
事故物件を避けるには
こんな感じで、自分でも「なんか怪しい」と気づける点もあるのですが、やっぱり事故物件かどうかというのは素人には判断がつきかねる、というのが正直なところです。
なので、その物件が本当に事故物件かどうか確かめる一番の方法としては
不動産屋さんに直接聞く
というのが一番です。
もちろん、正直に教えてくれない人もいるかもしれないし、中には誤魔化そうとする人もいるかもしれません。
なので、一度じゃなく、「すみません、一応確認なんですけど、ここは本当に何もないですよね??」と何度も聞きます。
で、この時は相手を疑う感じではなく
「すみません、私本当に怖い話とか苦手なんです、部屋にいられなくなっちゃうんです、そういう物件だと住み続けられないと思うんで念のため・・・」
という感じで聞きます。
で、それでも誤魔化そうという人もいるかもしれないけど、でも、不動産屋さんも大家さんとの関係があるので紹介したお客さんがすぐに退去してしまうというのは避けたいと思うんですよね。
ちなみに、最初に事故物件を見つけてしまったこともあってこの時私はお店で情報を見てる時、内見にいった時など、なんだかんだ3回くらい確認しました。
そしたら不動産屋さんが「この物件はそういう話は聞いたことないですけど、一応大家さんに確認してみますね」といってその場で大家さんに電話をして確認してくれました。
どうしても不動作屋さんが信用ならんという人は「記録に残したいので」と言って一筆書いてサインしてもらうか、録音などをしておくといいと思います。
それで事故物件じゃないという保証にはなりませんが、万万万万万が一、事故物件を契約してしまった時に「知っていたら契約しなかった」ということで期間内に退去する時にかかる費用の免除の交渉などに役立つかもしれません。
まとめ
というわけで、怖がりにとって部屋探しはドキドキと疑いが消えないものなんですが、自分で調べられることもいろいろあります。
絶対とは言い切れないですけど、不動産屋さんに何度も確認すればそういう物件は紹介されないと思うので、事故物件を避けるには遠慮せずに聞くのもポイントですよ。
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