フローリングにカビキラーは変色する?床に垂らした体験談【画像】
カビ取りといえばパッと思い浮かぶのはカビキラーですが、使う場所がフローリングとなると使っていいのかちょっと悩みますよね。
ネットでフローリングとカビキラーを調べると「フローリングの黒カビにはカビキラーがおすすめ!」なんて記事も見かけます。
でも、カビキラーって強力だしフローリングが痛んだり変色したりしないのかな?と心配にもなりますよね。
実際のところはどうなんだろう?と。
そこで今回は私がフローリングにカビキラーを垂らしてしまった時の体験談とあわせて、フローリングにカビキラーは使えるのかについてお話しますね。
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フローリングにカビキラーは使える?
お風呂にカビが生えた時に絶大な効果を発揮するアイテムといえばカビキラーですよね。
本当に見事にカビを根こそぎ除去してくれます。
なので、カビ取りといえばすぐにカビキラーを思い浮かべてしまうんですが、カビキラーはフローリングのカビ取りにも使えるのか?というと、
基本の考え方としては
フローリングにカビキラーは使えません。
なぜかというと、カビキラーは塩素系漂白剤だからです。
塩素系漂白剤にはカビの除菌や消臭、漂白の効果があります。
つまり、塩素系漂白剤には色素を分解する作用があるんです。
なのでフローリングにカビキラーをふきかけるとフローリングの色が抜けて白くなってしまうことがあります。
フローリングだけでなく、家の中の木材が使われた場所や木製の家具にもカビキラーは使えません。
あと、カビキラーは最後にたくさんの水で洗い流す必要があるので、そういう意味でもフローリングに使うのには向かないです。
フローリングにカビキラーを垂らした体験談
これは私が実家の掃除をしていた時のことなんですが、フローリングの床にカビキラーを垂らしてしまったことがあります。
その時は窓枠のゴム部分についたカビをどうにかして落としたくて、本来の使い方とは違うとわかっていたけど居室でカビキラーを使いました。
なので、床や窓枠にカビキラーが垂れないようにかなり気をつけながらカビキラーを使って、カビキラーが垂れてしまったら即拭き取るようにしてました。
が、カビキラーの容器を床に置いた時に知らないうちに噴射口からカビキラーのしずくがフローリングに垂れてしまっていたみたいなんですね。
で、それを知らないうちに踏んでいた靴下がこれです↓
後で気づいてびっくりしたんですが、靴下に水滴くらいの大きさのフローリング色の染みができていました。
紺色の靴下にこんなにくっきりシミができるって結構驚きました。
ちなみに、床に垂れたカビキラーを靴下ですぐに踏んだおかげで床の脱色はほぼなく、この時はフローリングの見た目には大きな変化はありませんでした。
でも、こんなにしっかりとフローリングの塗料が落ちるんだな、と実感しました。
フローリングのカビキラーによる変色は除去できる?
フローリングにカビキラーを使って変色ができてしまった場合、残念ながら元に戻すことはできません。
これはシミではなくて、フローリングのワックスや塗料が取れてできた変色だからです。
小さな範囲の脱色ならフローリングの傷を隠すクレヨンのようなアイテムで色を塗ればごまかすことはできるかもしれません。
が、広範囲で脱色してしまった場合はなす術がありません。
賃貸だと「故意にフローリングを汚した、傷つけた」ということで修繕費がかかることもあるかも・・・
まとめ
ネットで探すと「フローリングにもカビキラーが使える」「カビキラーを使ったけど問題なかった」という声が出てきます。
でも、これはあくまでその人の体験談(もしくは推測)です。
フローリングにもいろいろな素材があるし、ワックスや塗料もいろんなものが使われているので、中にはカビキラーを吹きかけても全く変化がないというフローリングもあるかもしれません。
でも、絶対大丈夫ということでないので、フローリングにカビキラーを使う場合は「あくまで自己責任で」ということになります。
正直、賃貸だとフローリングにカビキラーを使うのはリスクが大きいんじゃないかなぁと私は思います。
賃貸の部屋のフローリングのカビについてはこちらも参考にしてみてくださいね↓
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