退職のお菓子にのしは必要?なしでもいい?表書きと名前の書き方は?
退職の時に持っていく菓子折りにのしをつけるべきかって悩みますよね。
社会人としての礼儀やマナーを考えると熨斗があった方がいい気がするけど、退職のお菓子でそこまでする必要があるかな?とも思ったり。
のしなしでもいいのかどうかって知っていればなんてことないことなんですけど、初めての時はわからないですよね。
そこで退職のお菓子の熨斗の考え方や書き方の基本を紹介しますね。
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退職のお菓子のマナーと私の体験談まとめ
退職のお菓子にのしは必要?
まず、いきなり答えから言ってしまうと、
退職のお菓子にのしをつけるかどうかはその人の自由です。
でも、退職のお菓子はあくまでお礼の気持ちなのでそこまでしなくていいというのが一般的。
なので、ふつうに包装がしてあればのしなしでも問題ないし、マナー違反でもありません。
私も派遣でいろいろな職場を見てきましたが、正社員でも派遣社員でも退職のお菓子に熨斗をつけている人はいませんでした。
一方で、退職のお菓子にのしをつけるメリットというのもあります。
それは
・誰からの贈り物か人目でわかる
・丁寧な印象を与えられる
ということです。
なので、古風な会社で礼儀正しく丁寧にということであれば退職のお菓子にのしをつけてもいいですね。
あと、取引先など社外の人に渡す時は退職のお菓子にのしをつけるという人もいますよ。
退職のお菓子ののしなしの場合
そんなわけで、退職のお菓子にはのしをつけない人の方が多いです。
熨斗ってそれをつけるだけでちょっとした菓子折りでも仰々しくなってしまうんですよね。
安いお菓子なのに立派な熨斗がついているとなんだか逆に恥ずかしくなってしまうこともあります。
また、のしをつけるといっきに儀礼的な印象になります。
なので、退職のお菓子でお世話になった人にお礼や感謝の気持ちを伝えたい場合は熨斗より一言書いたメッセージカードをつけたほうが心がこもっている印象になりますよ。
あと、
贈り物に熨斗をつけるのは「誰からの贈り物か」をわかるようにするためという意味合いが大きいです。
なので、退職のお菓子を直接手渡しできる場合、誰から贈られたお菓子なのかわかるので熨斗をつけなくて大丈夫です。
それに退職のお菓子って挨拶をしながら一人一人に配ってまわることもありますよね。
その場合、自分でお菓子の箱を開けてしまうのでのしをつける意味がなくなるなでのしなしで大丈夫です。
ちなみに、
派遣社員が派遣先の企業を退職する時にお菓子を持っていく時はのしなしのほうが自然です。
派遣の場合、退職のお菓子じたい持っていかなくても大丈夫なので、のしをつけたお菓子はちょっと大袈裟な印象になります。
よほど長い間同じ職場で働いてものすごくお世話になったらな別ですが、基本はのしなしで大丈夫です。
もし、
もうすでに熨斗をつけたお菓子を用意してしまったという場合はのしがあっても間違いではないのでそのまま渡して大丈夫です。
退職のお菓子ののしの表書きと名前の書き方
最後に、退職のお菓子にのしをつけたい時ののしの表書きや名前の書き方も紹介しておきますね。
まず、退職の時に持っていくお菓子の場合、水引は紅白蝶結びのものを選びます。
のしの表書きにはいろいろなパターンがありますが、退職のお菓子ののしの表書きなら「御礼」とするのが一般的です。
水引の下の中央に自分の名前を書きます。
お菓子を渡す相手の名前はのしには書きません。
あと、
職場によっては退職のお菓子ののしの表書きが「御礼」だとちょっと堅苦しいなと感じる場合もありますよね。
そういう時は「感謝」や「ありがとう」「お世話になりました」など、ちょっと砕けた言葉を選ぶ人もいます。
これは職場の雰囲気や、退職のお菓子をわたす相手との間柄にあわせて変える感じです。
悩んで決められないという時は「御礼」としておくのが一番無難です。
菓子折りをお店で買う場合は言えばのしはお店で用意してくれます。
もし、自分で用意するという時は紅白蝶結びの水引に筆と黒い墨、または黒の筆ペンか黒のサインペンで文字を書くようにします。
ボールペンや万年筆は簡易的で安っぽい印象があるので熨斗を書くのには向きません。
字を間違えた場合、のしに修正液を使ったり二重線で消すのは失礼なので、間違えたら新しいものに書き直します。
退職のお菓子ののしまとめ
退職のお菓子にはのしはつけなくて大丈夫、マナー違反にもなりません。
お礼の気持ちを伝えたい場合はのしよりも一言書いたメッセージカードを添えた方が気持ちが伝わりますよ。
あと、実は退職のお菓子はお菓子選びの方がマナーや気遣いを問われることがあります。
退職のお菓子選びで気をつけたいことをこちらにまとめたので参考にしてみてくださいね↓
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