ハリオのガラスのレンジご飯釜を使ってみたら想像以上だった【体験談】
ハリオのガラスのレンジご飯釜を使ってみたら想像以上だった。
電子レンジでご飯が炊けるアイテムがあるということを知り、興味津々。
「電子レンジでご飯が炊けるって便利だな」って思ったものの、私はこのアイテムを使う前にいろいろ悩んだんですよね。
本当に電子レンジでご飯が炊けるのか?
電子レンジで炊いたご飯の味はどうなのか?
ガラスだけど割れないのか?
気になるところはあったものの、実際に買って試してみました。
ハリオのガラスのレンジご飯釜を使ってみた私の本音の感想がこちらです。
<目次>
ハリオのガラスのレンジご飯釜を買った理由
これまでずっとふつうの炊飯器を使って来たのですが、ある日、わが家の炊飯器から突然異臭がするようになりました。
朝焚けるようにタイマーにしておいたのだけど、あまりの臭さに目が覚めるくらい。
これはまさに、腐敗臭!
その後、炊飯器のパーツを洗ったり、炊飯器の掃除の仕方をいろいろ試したりしたものの臭いがとれず、炊飯器を買い替えることに。
一人暮らし用の2合炊きの炊飯器、安いものでもなんだかんだ5000円くらいしてしまう。
急な出費で痛手すぎる。
「もっと安いものってないのかな?」と思って、あれこれ検索する中で見つけたのが、電子レンジでご飯が炊けるアイテムでした。
電子レンジでご飯が炊ける、そんな便利なものがあるのか⁉
で、一番最初にいいなと思ったのがこれ↓。
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圧倒的に安い。
これで本当にごはんが炊けるならいいじゃないか、と思ったのだけど、口コミを読んでためらった。
「プラスチック臭がすごい」
なるほど。
これはプラスチック製なので、パックご飯のようなにおいがついてしまうらしい。
「いくら安くてもそれは嫌だな」と思い、さらに検索。
そこで見つけたのがハリオのガラスのレンジご飯釜でした。
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こちらはガラス製なのでにおいの心配はなし。
楽天の口コミ評価も4.48とかなり高い。
炊飯器に比べると値段も手頃。
というわけで、試してみることにしました。
ハリオのガラスのレンジご飯釜を買ってみた
早速、ハリオのガラスのレンジご飯釜を注文、数日で届きました。
付属品は蓋と計量カップ、あと説明書が入ってます。
軽量カップは1/2合、約1膳分なのでとても小さい。
女性の手に収まるミニサイズ。
ふたはこんな感じになっています。
ふたは2つに分解できます。
ハリオのガラスのレンジご飯釜は2合炊きまでできます。
サイズ感としては、ティッシュ箱と並べるとこんな感じの大きさです。
本体のガラスはわりと薄く、見た目はなんとなく心もとない。
ご飯釜の本体にご飯の炊き方が書いてあるので、いちいち説明書を見なくてもいいのがありがたい。
ちなみに、説明書には白米の炊き方の他にアレンジレシピも載っていました。
品物自体はとてもシンプルで扱いやすそう。
さっそくご飯を炊いてみます。
ハリオのガラスのレンジご飯釜を使ってみた
ハリオのガラスのレンジご飯釜の中でお米ってとげるのかな?と思ったのですが、初回はボールでといだお米をご飯釜の中に移しました。
今回は2合焚きます。
ガラス釜についているメモリにあわせて水を入れて、そのまま30分おきます。
その後、レンジへ。
電子レンジに入れた時のハリオのガラスのレンジご飯釜のサイズ感はこんな感じです。
ハリオのガラスのレンジご飯釜のレシピでは600wと書かれていたのですが、わが家の電子レンジは600wがないので500wで焚いてみました。
600wの場合、2合炊きは12分なんですが、今回は500wなのでひとまず15分加熱してみます。
時間が経つにつれ、お湯が沸騰してお米が膨らんでいくのがわかります。
15分経過して様子を見てみたのですが、まだちょっと柔らかそうだったのでさらに5分追加で加熱。
そのまま10分蒸らして完成です。
しゃもじで混ぜてみると、ちゃんと炊き上がっていますね。
キッチンの灯がオレンジがかっているのでお米も黄色っぽく見えますが、実際は真っ白です。
お茶碗によそって部屋の灯で見るとこんな感じ。
見た目はとても美味しそうに焚けました。
600wの電子レンジでも問題なかったです。
焚きあがった食べてみると味も食感も特に問題なし。
やや柔らかめかな気がするけど、芯が残ることはなく美味しくいただけました。
お米ににおいがつくこともなく、風味は電気炊飯器と炊いた時と変わりません。
食感は人によるので難しいところですが、私の感想はこれ。↓
お米の炊き方にこだわりがなければ美味しくいただける。
という感じですね。
気になった細かい点については次にまとめて書きますね。
ハリオのガラスのレンジご飯釜の感想
ハリオのガラスのレンジご飯釜を使ってみて気になった点、人によっては気になりそうな点がこれです。
ご飯の柔らかさが毎回違う
しばらく使ってみて感じたのが、炊いたご飯の柔らかさがその度に微妙に変わること。
これはお米や水の量が微妙に違うのに加えて、季節の違いがすごく影響するなと感じました。
というのも、秋冬は水が冷たいのでお湯が沸騰するのに時間がかかる。
なので、少し長めに加熱しないとご飯が柔らかくなります。
一方、春夏は水の温度が上がるので、秋冬と同じ感覚で焚くとちょっと水分少なめに炊きあがります。
加熱前にお米を水につける時間がありますが、気温の差でお米が水を吸う量も変わる気がします。
なので、毎回全く同じように炊くのはすごく難しい。
季節や気温によって微調整が必要で、「電気炊飯器がなかった頃ってこうだったのかなぁ」なんて思う。
お米の固さや食感にこだわりがある人、毎回一定の固さに焚きたい人にはハリオのガラスのレンジご飯釜は向かないと思います。
お米をとりきれない
ハリオのガラスのレンジご飯釜はその名の通りガラス製なので、ごはんがくっつきます。
フッ素加工された炊飯器の内釜のようにつるっとはとれないので、どうしてもお米が残ってしまいます。
まぁこれはガラスなので仕方ないかなと。
ふたの裏にお米がくっつく
これは毎回ではないのですが、お米を炊く時に内側のふたの裏にお米がびっしりつくことがあります。
お湯が沸騰してお米が舞い上がった時に内蓋の裏にのってしまうようです。
ハリオのガラスのレンジご飯釜の口コミを見ていた時に、これが嫌だと書いていた人がいたのですが、確かに、いい気持ちはしない。
毎回ではないのですが、こんなこともあります。
片付けは楽
使い終わった後の片づけは、私はガラス釜のが楽に感じました。
蓋と本体だけなので洗うパーツが少ないのと、軽いので扱いやすい。
私は重たい電気炊飯器の動かすのが本当に嫌だったので、これはすごく嬉しい点。
本体の内側にお米がくっついてしまうので洗う前に水につけておく必要はあります。
それでも、重たい炊飯器を移動したり、細かいパーツを外して洗ったりする手間よりこっちのが楽だなと感じました。
雑穀米も炊けた
私は時々、雑穀米を食べるんですが、雑穀米も問題なく炊けました。
大きいお豆が入っていたりするとちょっとかための時があるので、様子を見て加熱時間を調整しています。
ご飯を炊く以外にも使える
ハリオのガラスのレンジご飯釜はご飯を炊く以外にも使い道があります。
まず、私が毎日作っているのがゆで卵。
卵をアルミホイルで包んで水に入れて加熱すれば、電子レンジで簡単に茹で卵がつくれます。
あと、パスタを茹でる時にも使います。
長いパスタはそのままでは入らないので、半分に折ってご飯釜に入れます。
途中、味見をしながらでないと柔らかめに茹であがってしまいますが、ちゃんと茹でられます。
これもお米といっしょで「こだわりがなければ」美味しくいただけます。
茹で卵やパスタは茹で時間が長いので、電子レンジを使うことでガス代の節約につながります。
意外と割れない
ガラスなので扱いに注意は必要と気にしてはいます。
が、レンジから出す時や洗い物をする時など、気をつけていてもちょっとぶつけちゃうことがあるんですよね。
ただ「軽めにコツン」くらいの衝撃だったら割れません。
今使い始めて10カ月目ですが、うっかり物の私でもまだ割らずに使えています。
ハリオのガラスのレンジご飯釜の体験談まとめ
私はお米の炊き方にそんなにこだわりがないので、ハリオのガラスのレンジご飯釜で炊いたご飯で十分おいしくいただけています。
軽くてパーツが少なくて使い勝手もいい。
ガラスという点だけがネックですが、今のところ割らずに使えている。
あと、電子レンジで茹で卵を作れるのが思った以上に便利だった。
ということで、私は全体的に満足しています。
・とにかくご飯が炊ければいい。
・ご飯を炊く頻度が少なくて炊飯器を買うほどじゃない。
そういう方は試してみる価値ありのアイテムです。
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