派遣を契約途中で辞める理由はなんて言う?嘘をついた方がいい?
派遣を契約途中で辞めたいときに悩むことの1つが理由をどういうかですよね。
嘘はよくないと思うけど、正直に言って辞めさせてもらえるのか?と思ったり。
特に「正社員の仕事が決まった」などの理由はそのまま伝えるか悩みどころです。
そこで今回は派遣を契約途中で辞めるときの理由についてお話しますね。
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派遣を契約途中で辞める理由は何て言う?
まず、働く期間を決めて契約をしている派遣の仕事はその期間が終了するまで仕事をする、というのが基本です。
でも、契約途中は絶対に辞められないかというとそういうわけでもなく、「やむを得ない理由」があれば契約途中でも派遣を辞めることができます。
じゃあ、その派遣を契約途中で辞められる「やむを得ない理由」とはなんなのか、というと派遣会社や営業の担当者によって微妙に変わってくるんですが、
よくあるのはこのあたりです↓
【契約内容と現場の実態が異なる】
契約時に聞いていた仕事と実際の業務が違ったり、契約内容には含まれていない業務までやらされるなど、派遣の契約内容と実態が違う場合はすぐに辞めることができます。
【パワハラ、セクハラ、暴力など】
派遣先でパワハラやセクハラ、モラハラ、暴力など不当な扱いを受けている場合も契約途中で辞める理由になります。
【体調不良・病気・ケガ】
例えばわかりやすい例だと交通事故などで大怪我をして働けないという場合、これは本人のせいではなくやむを得ない事情ですよね。
また、体調不良や病気の場合、治療や療養の仕方を医師が判断して進めることもあります。
それに体調が悪い人を無理やり働かせるというのは難しいです。
【家族の病気・介護】
身内が急に大きな病気やケガをしてしまったり、高齢で介護が必要になるということもあります。
家族の看病や介護というのは身内にしかできなかったり、家族にしかわからないという部分もあり、やむを得ない理由とされることが多いです。
【急な引越し】
例えば旦那さんが急に地方に転勤することになり、転居先からでは今の職場に通勤ができないという場合など。
これも自分ではタイミングが決められないのでやむを得ないとされることがあります。
派遣を辞める理由は嘘をついた方がいい?
でも、派遣を契約途中で辞めたい理由がこれに当てはまらないこともありますよね。
「仕事があわなくて嫌」とか「職場の人間関係が嫌」とか。
そのまま伝えても辞めさせてもらえない気がするし、嘘をついて「やむを得ない理由」を伝えたほうが簡単に辞められるかな?と思ったり。
派遣を辞める理由は嘘をついた方がいいのかどうかについては、すごく難しいところです。
まず、大人として、社会人として、と考えるならできれば嘘はつかず、辞めたいという意思を派遣会社に正直に伝えるというのがマナーというか常識ではあります。
もし嘘をついた後に辞めたい理由が嘘だとわかってしまうと派遣会社との関係が悪くなって余計にやめにくい雰囲気になることもあります。
ただ、
実際のところは正直に辞めたいと伝えてもすんなりと辞めさせてくれる派遣会社ばかりとは限りません。
派遣会社にとっては派遣スタッフが契約途中で辞めたいと言ってくるのはわりと日常茶飯事です。
さらに、派遣に契約途中で辞められると派遣会社や営業の人はその後の処理がものすごく大変です。
なので、「仕事があわなくて嫌」とか「職場の人間関係が嫌」とか正直に言っても、「派遣先と話してみますね」と言ってそのままにされたり、全力で引きとめられることもあります。
もちろん、派遣会社の人みんながそういう対応をするというわけではないです。
でも、中には辞める理由が本当か嘘かよりも、派遣スタッフがそのまま就業するのか辞めるのかだけが重要と考えている派遣会社や営業の人もいます。
なのでこういった場合は、嘘も方便と考えたほうがスムーズにいくこともあります。
ただ、「体調が悪い」と言っても、「それ本当?嘘なんじゃないの?」とか「じゃあ診断書出して」とか言われることもあります。
派遣を契約途中で辞めるのに体調不良という人は多いですからね。
あと、「辞めたい」より「これ以上続けられない」と伝えるのも1つのポイントです。
派遣を契約途中で辞めるのに転職という理由は伝える?
派遣を契約途中で辞める理由として「次の仕事が決まったから」という場合もありますよね。
正社員での採用が決まったとか、今より良い条件で働ける仕事が見つかった、とか。
そうなると、次の職場から「いつから働いて欲しい」と言われるので、それまでに辞められるように派遣の仕事を辞めたいと派遣会社に伝える必要があります。
ただ、この「次の仕事が決まったから辞めたい」と言うのも正直に伝えるかどうかは意見が分かれるところです。
人によっては「正社員の仕事が決まったから辞めたい」、と正直に言う人もいます。
派遣は非正規雇用だし、条件が良いほうに行くのは当たり前、と考える人もいます。
でも、派遣会社の対応はまちまちです。
「おめでとう」と言ってすぐに退職の手続きをして送り出してくれる派遣会社も中にはあります。
これは派遣会社や営業さんがとても良心的な場合や、人の入れ替わりが多く穴埋めが簡単にできるような仕事の場合です。
一方で、
「そんな理由じゃ辞められない」とかいろいろ言われたり、契約期間中は働くように説得されることもあります。
「他の仕事が決まった」というのはやむを得ない理由には当たらないし、転職はあくまで自分の都合だからです。
あらかじめ派遣会社に転職活動をする事を伝えていたならさておき、契約途中で急に辞めたいと言われても、担当の営業の人が困ってしまい話がこじれる場合もあります。
これはもう、本当に、派遣会社次第、営業の人次第なのでどっちが正解というのはありません。
ただ、正直に言うにしても嘘をつくにしても派遣を契約途中で辞めるのは気まずいものです。
なので、どうしても次の仕事までに辞めたいなら、派遣会社の人に引き止められても「辞めたい」という意思をきちんと伝え続けることが大切です。
派遣を辞める理由まとめ
派遣を契約途中で辞める場合、やむを得ない理由を伝えたほうが辞めやすいことはあります。
ただ、これは相手次第なので正直に話してもすんなり辞められることもあれば、嘘をついても引き止められたりなかなか辞めさせてくれないこともあります。
あとは、自分が辞めた仕事に次に入る人を見つける余裕があるか、などによっても変わってくるので辞めるタイミングなども大切になります。
派遣を途中で辞めるタイミングについてはこちらに書いています↓
派遣を契約途中で辞めると損害賠償を請求するなどと言われた場合はこちらも参考にどうぞ↓
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