ハッカ油スプレーの水道水のみの作り方を試してみた感想!
今回は精製水ではなく水道水でハッカ油スプレーを作ってみました。
体に優しいと人気のハッカ油の虫除けスプレーですが、いざ作ろうとなるとハッカ油以外にいろいろと材料が必要なんですよね。
それを全部そろえるのが手間だし、無水エタノールはちょっと値段が高い・・・
ということで、前回はハッカ油スプレーをエタノールなしで作ってみたんですが、ハッカ油がたくさん残っているのでさらに今回は精製水ではなく水道水で作ってみました。
ハッカ油スプレーを水道水のみで作ってみた感想です。
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<目次>
精製水と水道水の違いは?
ハッカ油スプレーを手作りする時の材料は精製水がおすすめされていますよね。
そこで気になるのが精製水って何?ことです。
精製水と水道水って何が違うの?って思いますよね。
簡単にいうと余計なものがいっさい入っていない水のことです。
日本の水道水は川などの水を殺菌してそのまま飲めるくらい清潔にしたも
ので、塩素が入っているので雑菌が繁殖しにくいです。
その水道水から精製水は塩素や不純物を取り除いたのが精製水になります。
精製水についてはこちらの記事の「精製水とは」に詳しく書いています↓
無水エタノールの役割は?
ハッカ油スプレーを手作りする時に無水エタノールを入れるのは水とハッカ油を混ざりやすくするためです。
ハッカ油はその名のとおり油なので、そのまま水にいれてもハッカ油が混ざらないで分離してしまうんですね。
そこで無水エタノールを加えるとことでハッカ油を水に溶かしやすくします。
無水エタノールの詳細や、無水エタノールと消毒用エタノールの違いなどはこちらの記事の「無水エタノールとは」に詳しく書いています↓
ハッカ油と水道水のみの作り方
精製水や無水エタノールを使ったハッカ油スプレーを作る時は
精製水90ml
無水エタノール10ml
ハッカ油20〜30滴くらい
の分量で材料を混ぜます。
が、ハッカ油スプレーを水道水のみで作る場合は無水エタノールが入らないのでその分、水を増やして
ハッカ油20〜30滴くらい
の分量で材料を混ぜます。
ボトルに水道水を入れてそこにハッカ油スプレーを垂らしてよく振ればできあがりです。
ハッカ油スプレーの水道水のみを試した感想
実際にハッカ油スプレーの水道水のみで作ってみてどんな違いがあったか、見た目やにおい、効果などそれぞれの点で感じた私の感想がこちらです。
ハッカ油が分離する
まず出来上がったハッカ油スプレーの見た目なんですが、エタノールが入っていないのでハッカ油と水道水が分離してしまいます。
水道水とハッカ油を混ぜてよく振ると攪拌されて白く濁った液体になりますが、そのまま置いておくとまたハッカ油と水道水が分離して透明に戻ります。
前回のエタノールなしのハッカ油スプレーと同じで水とハッカ油がちゃんと混ざっていない状態です。
水道水のみでハッカ油スプレーを作る時もスプレーを使う前に容器をよく振って中身をしっかり混ぜる必要があります。
におい
ハッカ油スプレーを水道水のみで作る場合、人によっては
と感じる人も入るようです。
が、正直、私はそこまで違いを感じませんでした。
特に油っぽい感じもなく不快感はないです。
虫除け効果
水道水のみのハッカ油の効果についてもネットの口コミや体験談を見ていると
という声を見かけるんですが・・・正直、やっぱり私には違いがわからないんですよね。
私はそんなに違いがないと感じました。
水道水だからハッカの香りが薄まるとか、虫除けの持続時間が短くなるという感じはしませんでした。
消費期限
水道水で作ったハッカ油スプレーは実は精製水で作ったハッカ油スプレーよりも長持ちすると言われています。
というのも、水道水には塩素が含まれているので雑菌の繁殖を防いでくれるからです。
その点でうと精製水やミネラルウォーターでハッカ油スプレーを作るよりも水道水のほうが長持ちするという点ではおすすめです。
ただ、手作りハッカ油スプレーで防腐剤の働きをするのは無水エタノールで、そのエタノールが入っていないのでやっぱりそんなには長持ちはしません。
水道水のみでハッカ油スプレーを作る時は少量ずつ作って、冷蔵庫など冷暗所で保管、1週間を目安に使い切るようにします。
まとめ
水道水のみのハッカ油スプレーはエタノールを入れずに作るのでハッカ油と水道水が分離してしまいます。
その点が気にならず、毎回振ってから使うのが手までなければ簡易的な虫除けとしては使えるし、エタノールや精製水で作ったものと効果もそれほど変わらないと私は感じました。
人によっては肌に直接かける用は精製水と無水エタノールを使って、網戸やベランダに使う用は水道水のみでハッカ油スプレーを作るなど使い分けている人もいますよ。
初めてはっか油を使うという方はこちらも参考にどうぞ↓
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