ハッカ油お風呂、効果は?何滴いれる?入れすぎると危険【基本まとめ】
ハッカ油をお風呂に入れると涼しい!と話題ですよね。
でも、いざ試そうとすると「ハッカ油は何滴いれる?」「入れすぎると危険?」など悩むことも多いもの。
直接肌に触れるものだし、安心して使いたいですよね。
そこで、はじめてハッカ油お風呂を試す時に知っておきたいハッカ油の基本についてまとめておきます。
PICK UP【保存版】ハッカ油の使い方や注意点、失敗しないための基本まとめ
<目次>
ハッカ油のお風呂での効果
ハッカ油のお風呂は夏に涼むのにもってこい!
と話題ですが、はじめてだとハッカ油の効能のお風呂の場合ってあまりよくわからないですよね。
はっか油をお風呂に入れることで感じられる効果はいくつかあります。
【①清涼感】
まずは香りによる清涼感です。
ハッカ油はメントールのスッとした爽やかな香りがするのが特徴。
気分をリフレッシュできるし、スースーするキレのいい香りがうだる暑さの夏にはとても気持ちよく感じられます。
【②冷感】
次にハッカ油には冷感効果があります。
これはハッカ油が肌を刺激することで感じられるもので、薄めたハッカ油を肌につけると涼しく感じられます。
ハッカ油のお風呂は汗も抑えてくれるので、夏のお風呂上りに汗が噴き出す!なんて時にも効果的です。
ハッカ油のお風呂の持続時間はだいたい30分〜1時間くらい、お風呂から出てしばらくはひんやり感が続きます。
【③痛みをやわらげる】
ハッカ油に含まれるメントールには痛みや血行障害を解消する効能があり、筋肉痛や肩こりをやわらげる効果が期待できます。
湿布とか、筋肉痛や肩こりの時に塗る市販のアイテムにもメントールの香りが効いた商品がありますよね。
ハッカ油はお風呂に何滴いれる?
ハッカ油のお風呂での使い方で一番悩むのが、ハッカ油をお風呂にどのくらいいれたらいいの?ということですよね。
これは浴槽の大きさにもよりますが、目安は100リットルに1滴ほどです。
一般的なお風呂なら、
ハッカ油のお風呂への適量は1~3滴です。
ハッカ油1~3滴というととても少ない印象だし、ハッカ油を湯船に垂らしても最初はなかなか涼しさを感じないんですよ。
なので「あれ?足りないのかな?」と思って何滴か追加してしまう人が多いのですが・・・
これ、やめたほうがいいです!
後から強烈な寒さに襲われて凍えることになります。
ハッカ油のひんやり感は最初は感じにくいんですが、じわじわと効いてきます。
特にハッカ油お風呂を初めて試す場合は少なめからはじめるのがおすすめです。
で、ハッカ油のお風呂に慣れてくると感じ方は人によって違うので、ハッカ油を多めに入れる人もいます。
ただ、多くてもハッカ油は5~7滴くらまでに抑えるのが安心です。
ハッカ油をお風呂に入れすぎるとどうなる?
もしハッカ油をお風呂に入れすぎたらどうなるのか?というと、入ってる時はスースーして気持ちが良いですが
お風呂から上がると尋常じゃない寒さを感じます。
特に風が当たるとハッカ油のお風呂は寒いを通り越して凍えます。
場合によってはその状態が1時間以上たってもなくなりません。
ハッカ油のお風呂で危険なこと
で、ハッカ油をお風呂に入れすぎると危険なことが2つあります。
【肌や粘膜への刺激】
ハッカ油の原液はとても刺激が強いです。
なので、お湯で薄めるとはいえ、入れすぎると体への刺激が強すぎます。
ハッカ油の原液は絶対に目や粘膜につかないよう注意が必要で、ハッカ油を入れたお湯がついた手で目をこするとしみるし、危険です。
また、お風呂にハッカ油を入れすぎると脇や股間などデリケートな所が痛くなるし、傷口にもかなりしみます。
肌が弱い人、敏感な人は特に気を付けて、少なめから試したほうがいいです。
はっか油の原液の刺激についてはこちらに詳しく書いています↓
【熱中症や脱水症状】
ハッカ油をお風呂に入れすぎるとスースーしてものすごく涼しいし、場合によっては寒いくらいに感じます。
でも、ハッカ油で感じる涼しさは実は皮膚表面が刺激を受けて脳が冷たく感じてるだけなんです。
ハッカ油は体温を下げるものではありません。
なので、ハッカ油をお風呂に入れすぎて寒気を感じた時に体を温めたりすると熱中症になる危険性があります。
また、お風呂上りに寒くて水分を控えていると脱水症状を起こす可能性もあります。
ハッカ油で涼む時は、熱中症や脱水症状にならないように水分補給や体温調節をしっかり心がけることが大切です。
ハッカ油がお風呂に混ざらない時の対処法
ハッカ油お風呂を試した時によく聞く悩みに「お湯とハッカ油が混じらない」というものあがります。
はっか油はその名の通り「油」で、水と油はそのまま混ぜても分離してしまいます。
なので、湯船にハッカ油を垂らすとお湯の表面にハッカ油の膜ができる感じになります。
少量ならそれでも大丈夫ではあります。
ただ、もしハッカ油が一か所に溜まっていると、そこだけハッカ油が濃いので肌についてヒリヒリしてしまうこともあります。
なので、ハッカ油とお湯をしっかり混ぜたいという時はハッカ油を溶かしやすくしてくれるアイテムをプラスするのがおすすめです。
簡単に手に入るものとしては
・重曹
・塩
・植物油
などがあります。
ハッカ油を塩にかけてからお風呂に入れたり、重曹に垂らしたものをお風呂に溶かしたり。
植物油はキャリアオイルといわれるもので、オイルマッサージなどに使うオイルがいいです。
ホホバ、グレープシード、アルガン、椿オイルなんかに混ぜてからお風呂に入れると薄荷油が多少混ざりやすくなりますよ。
ハッカ油のお風呂で使うおすすめ
お風呂に入れるハッカ油は肌に直接触れるものなので、信頼できるメーカーや「食品添加物」と表示されたものを選ぶと安心です。
ハッカ油で人気なのはこのあたり↓
・健栄製薬
・北見ハッカ通商
・ペパーミント商会
ハッカ油のお風呂は赤ちゃんも入れる?
夏のお風呂は本当に暑いので、体温の高い赤ちゃんを入れたら気持ちよく過ごせるかな?なんて思う人もいると思います。
でも、
ハッカ油のお風呂には赤ちゃんは入れない方が安心です。
最初にも書きましたがハッカ油はとても刺激が強いので肌の弱い赤ちゃんに使うのは心配があります。
また、香りも強く、人によっては気分が悪くなってしまう人もいます。
赤ちゃんの場合、体調に変化があってもそれを言葉で伝えることができないので心配です。
私は以前、赤ちゃんのいる部屋でハッカ油の虫よけを使いたくてハッカ油のメーカーに問い合わせたことがあるのですが、なるべく近くでは使わない方がいいということでした。
ハッカ油と赤ちゃんについては詳しくはこちらに書いています↓
ハッカ油のお風呂は追い炊きして大丈夫?
ハッカ油はお湯に溶けないし、ハッカ油の混じったお湯を追い炊きをしたら風呂釜が壊れるかな?と心配になったりしますよね。
これについて調べてみると、ハッカ油専門店のペパーミント商会のホームページにこんな説明がありました↓
「ハッカ油で風呂釜が痛むんじゃないか?という質問もいただきましたが、いままで壊れたというお声はいただいておりません。」
「真水にくらべて風呂釜が痛む可能性はございますが、洗い方や風呂釜の材質にもよりますので、ご心配の方は風呂釜のメーカーさんに確認いただくようお願いいたします。」
ということなので、風呂釜が傷む可能性はあるけど即壊れることはなさそう・・・という感じです。
心配な場合は、お風呂を出る時に最後の掛け湯だけハッカ油を垂らして使うというのもいいと思います。
家族がいて何度も追い炊きが必要な場合は難しいですが^^;
ハッカ油のお風呂の残り湯は洗濯に使える?
あと、おふろの残り湯を洗濯に使っている場合はハッカ油のお風呂の残り湯を洗濯に使えるかどうかも気になりますよね。
これは使えます。
はっか油には生乾きの臭いを抑えるなどの効果も期待できるので、洗濯の時に洗濯機にハッカ油を入れるという人もいます。
ハッカ油のお風呂の残り湯だと消臭効果は薄いかもしれないですが、洗濯水としては使えます。
ただ、ハッカ油を入れすぎていると洗濯機の内側がべたついたり、衣類にしみができることもあるので気をつけてくださいね。
ハッカ油のお風呂まとめ
ハッカ油お風呂は適量を守れば夏のお風呂上りをとても快適に過ごせる良い方法です♪
あと、ハッカの香りが残っているうちはハッカ油のお風呂は虫除けにもなりますよ。
ただ、ハッカ油をお風呂に入れすぎるといろいろ危険なこともあるので、ハッカ油の量を守るというのがポイントですよ。
ハッカ油の基本はこちらにまとめているので、はじめてハッカ油を使う方は参考にどうぞ↓
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