台風の食料の買いだめ、おすすめの備えは?買い出しの注意点
台風の食料の備えは何が必要?
大型台風が直撃となった時の備蓄のおすすめや、買いだめすると無駄になるものを紹介します。
台風の備えの買い物で食料品にポイントをあわせて解説しますね。
<目次>
台風の食料の買いだめの注意点
最近は大型の台風が増えているし、首都圏でも台風による大きな被害が出たりしていますよね。
私は東京に住んでいて、以前は「まぁそうは言っても台風なんて大した影響ないでしょ」とたかをくくっていたんですが、
近頃の台風はなんだか違う。
一人暮らしだし、もしもに備えて台風の食料品の買いだめをしておいた方がいいかも!?と思うようになりました。
でも、はじめてだと台風の食料で買うものってわからないですよね。
そこで、まずは台風の食料の備えをする時に気をつけなければいけないことを説明しますね。
台風の食料は何日分?
台風の食料の買いだめをする時にまず悩むのが「台風の食料はどれくらい買っておけばいいのかな?」ということです。
よっぽどのろのろ進む台風じゃなければ、台風で外出できないのは1~2日です。
なので、
最低でも2~3日分の水と食べ物を買い置きしてくのが目安。
ですが、これは何事もなく台風が通り過ぎた場合です。
もし万が一、台風によって甚大な被害が出た場合は外出できない期間や、ライフラインの復旧にもっと長い時間がかかります。
で、その間、自力で過ごさなきゃいけなくなります。
なので、
心配な場合は5日~1週間の食料があると安心。
で、これはもう「台風の食料の買いだめ」というより、災害に備えた備蓄という感じになります。
もし、地震なんかに備えて食料備蓄をしているならそれを使えるので、台風のための食料の買い置きは少なくて大丈夫です。
停電の恐れ
台風の被害はいろいろありますが、東京都心の場合、台風の被害で一番起こりやすいのは停電です。
電気が止まると電子レンジが使えなくなるし、冷蔵庫と冷凍庫も使えなくなります。
なので、台風の食料の備えでは
・電子レンジを使わずに食べられるもの
・火を使わずに食べられるもの
・常温で保存できるもの
を選ぶのがポイントです。
停電してもガスは使えますが、暗い中で調理するのは意外と大変です。
IHヒーターやオール電化の家では停電すると調理ができなくなります。
なので、できれば
食料とあわせてカセットコンロとガスボンベがあると安心です。
あと、台風がくるのは7~9月頃と暑い時期なので、冷蔵庫・冷凍庫が使えないのは致命的です。
冷凍食品や生鮮品は大量に買いだめしても台風で停電すると食料を無駄になることがあります。
万が一、台風で停電してしまったら傷みやすい生鮮食品、冷凍食品から食べるようにして、常温で長持ちするものはとっておきます。
断水の恐れ
台風の影響で水が止まってしまう可能性もあります。
気をつけたいのがマンションや、電気ですべてを動かしている家の場合。
こういった建物では停電すると水を汲み上げるポンプが止まるので、地域が断水していなくても水が使えなくなってしまいます。
なので、
台風の食料の備蓄では食べ物だけじゃなく飲料水なども用意しておくことが大切です。
台風の食料のおすすめ
台風の食料は何を買うか悩みますよね。
台風前にスーパーに行くとものすごく混雑しているし、品薄や売り切れになる食料品もありますよね。
台風で食料品でスーパーでよく売れるのは
・ミネラルウォーターは売り切れる
・カップラーメン
・レトルト食品
・パスタ
・パン
・パックご飯
・お菓子
など。
日持ちのする食品から順に無くなっていきます。
ただ、よく売れる商品でも気をつけないといざという時に役に立たないものもあります。
そこで、注意点とあわせて台風の食料の買い出しで選ぶといいものを紹介しますね。
飲料
台風前にスーパーに行くとミネラルウォーターは売り切れていることが多いです。
水は大人一人当たり一日2リットル、料理などにも使うことを考えると3リットル必要です。
人数×2~3リットル×3~5日分
と考えると結構な量になります。
ペットボトルは未開封ならかなり長持ちするし、自分で運ぶと重いので、備蓄用にネット通販で買っておくのがおすすめです。
もし、台風の直前にスーパーに行って水が売り切れていたら麦茶を買います。
同じお茶でも紅茶、緑茶、ウーロン茶などはカフェインが入っているので水分補給には不向きです。
カフェインには利尿作用があるので飲んでもトイレに行きたくなって体の外にでてしまいます。
あとは、家で容器に水を汲んで冷蔵庫に入れておいたり、麦茶を多めに作っておくのもおすすめです。
ペットボトルのように長持ちはしませんが、万が一断水しても翌日分くらいは確保できます。
調理せずに食べられるもの
よっぽど大きな被害が出なければ台風で家から出られなくなるのは2日くらいです。
また、東京の場合、台風で一番心配なのは停電なので、万が一停電してもすぐに食べられるものがあると役立ちます。
そこで、台風の食料の買い溜めでは調理せずにそのまま食べられるものというのを多めに買っておきます。
例えば
・パン
・コーンフレーク
・できあいのお惣菜
など。
お惣菜は日持ちしませんが、冷蔵庫に入れておけば翌日くらいまでは食べられます。
パンは当日食べるなら総菜パンでもいいですが、食パンなどシンプルなパンの方が賞味期限が長いです。
調理が簡単な食品
台風の食料の買い出しで次に選びたいのが調理が簡単な食べ物。
「ガスを使って茹でるだけで調理できるもの」が目安です。
例えば
・そうめん、そば、うどんと麵つゆ
・パスタとパスタソース
・鍋料理
など。
こういったものは停電してもガスが使えれば食べられるし、茹でるだけなので暗い中でも比較的調理しやすいです。
鍋料理や具だくさんのうどんにするなら、台風がくる当日の明るいうちに材料を切って鍋に入れておきます。
後は煮るだけ、というところまで準備しておくと万が一停電しても安心です。
あと、
停電すると炊飯器が使えなくなるので、ご飯を少し多めに炊いておくというのも台風の食料の備えになります。
台風がくるのは暑い季節なので、冷蔵庫に入れたり、凍らせたり、塩や梅を使っておにぎりにしたり、傷まないように注意します。
それから、
人によっては台風の食料を作り置きしておくということもあります。
カレーとかおでんとか、作っておけばそのまま食べられるし、翌日のが美味しくなるものを多めに作っておくと確かに便利です。
ただ、台風シーズンは暑いので、停電して冷蔵庫が使えないとカレーなんかはすぐ傷む恐れがあります。
常温で保存できる食べ物
災害の備えでは常温保存できる食料は重宝します。
最初に紹介したパンなどもそうですが、
・常温保存できる果物
・お菓子
何かもあると役立ちます。
こういったものは食事というより嗜好品になりますが、あると気分転換になりますよ。
あとは、台風の食料の買いだめの定番ともいえる品々。
・インスタントラーメンやカップラーメン
・レトルト食品
・パックごはん
ただ、こういった食品は注意が必要!
ライフラインが止まると食べられなくなるものが多いです。
停電や断水しても水とガスがあれば大丈夫ですが、それがないとお手上げです。
長期備蓄できる食料
台風の備え方として食料は地震などの備えで用意する備蓄食料があると、万が一、大きな被害が出て避難生活が長期間になっても安心です。
先ほど紹介したカップラーメン、レトルト、パックご飯に加えて
・缶詰
・カロリーメイト
・ウィダーインゼリー
・野菜ジュース
・即席のスープやお味噌汁
・アルファ米
などなど、食べやすさや栄養面を考えるといろいろあります。
どれもかなり長持ちするので、台風対策の食料として今回食べなくても備蓄としてとっておけば無駄にはなりません。
ゼリー飲料は暑くて食欲がない時でも簡単にエネルギーやビタミン補給できます。
あと、停電すると冷蔵庫が使えず野菜はすぐ傷むので、野菜の風味が感じられるものがあると重宝します。
こういった備蓄食料については1つ1つ詳しく説明するとかなり長くなってしまいます。
もし詳しく知りたい場合は、こちらの災害への備えに特化したブログにまとめているので、参考にしてみてくださいね↓
台風の食料の買い出しまとめ
台風の食料備蓄は何を目的にするかで買うものが変わってきます。
すでに災害のための備蓄食料を用意しているなら、家から出られない2日分くらいの食事を買い置きしておけば十分。
でも、それがないなら、すぐ食べる食事とあわせて、万が一に備えて長持ちする食料や飲み水など防災食料を買っておくと安心です。
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