結婚式の新婦友人のスピーチ例文!名前の呼び方や書き方のマナー
結婚式での友人代表のスピーチってどんな風に書けばいいか悩みますよね。
そんな大役を任される機会ってなかなかないし、初めてのスピーチだと大切な親友の晴れの日にふさわしい内容になっているかどうか不安にもなります。
そこで新婦友人として結婚式でスピーチする時の例文や書き方のマナー、注意点などを紹介します。
<目次>
結婚式の新婦友人のスピーチの例文
これまでに友達や親戚の結婚式に出席して友人代表のスピーチをは何度も見たことがあるのに、いざ自分が祝辞を考えるとなると書き方がわからないものなんですよね。
そこでまずは結婚式の新婦友人のスピーチの定番の雛形です↓
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【初め】
(新郎の名前)さん、(新婦の名前)さん、 本日は誠におめでとうございます。
(新郎新婦に着席を促す)
只今ご紹介に預かりました、新婦の友人の(自分の名前)と申します。
本日は(新婦の名前)さんへのお祝いの気持ちを手紙にしてまいりましたので、この場をお借りして読ませていただきます。
私はいつも新婦のことを○○と呼んでいるのでそのように呼ばせて頂きます。
【本文(エピソード】
私と○○が出会ったのは~
○○の尊敬できるところは~、など具体的なエピソードを紹介
【結び】
最後になりましたが、ご両家、ご親族の皆様方にもお祝いを申しあげまして、わたくしのご挨拶にかえさせて頂きます。
本日は誠におめでとうございます。
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結婚式の友人スピーチでの新婦の呼び方や書き方の注意点
結婚式での友人スピーチの基本はこのような形になります。
次に例文から自分のスピーチを作るときの具体的な注意点です。
結婚式のスピーチには初めと結びは必ず入れる
初めの部分には新郎新婦へのお祝いの言葉や自己紹介を述べます。
結びは改めてお祝いの言葉を述べて締めます。
ふだんの会話ではこんなこと言わないですが、初めと結びは結婚式のスピーチの礼儀のようなものです。
言い回しは違っても大丈夫ですが初めと結びは必ず入れるようにします。
結婚式のスピーチを始める前に着席を促す
結婚式でスピーチが始まる時は礼儀として新郎新婦やご両家の両親が一度起立します。
もし話し始めても立ったままでいる時はこちらから着席を促さないと新郎新婦はスピーチを立ったまま聞くことになってしまいます。
そこで、新郎新婦におめでとうございますと伝えた後に「どうぞおかけください」と声をかけて、それから自己紹介、スピーチと続けます。
結婚式の友人スピーチには具体的なエピソードを添える
親友代表のスピーチは新婦へのお祝いの気持ちとともに、スピーチを聞く人に「新婦ってこういう人なんだなぁ」と新婦の人となりが伝わるような内容にします。
お祝いの席なので基本は友人である新婦を褒める内容です。
学生時代の思い出なら「勉強を熱心に頑張っていたこと」や「部活動の楽しかった思い出」、「新婦が積極的に取り組んでいたこと」など。
仕事をしている様子を知っているなら「頼りになるなど周りからの評判」や「仕事に取り組む姿勢の素晴らしさ」なんかにふれます。
友人代表ということで自分と新婦の2人ならではの話題を入れてもいいですね。
例えば「結婚前に2人で縁結び祈願の旅行に行った」とか、事前に新郎と会ったことがあるならその時のエピソードを織り交ぜたりします。
また、新婦の人柄を知る友人だからこそのこれからの結婚生活に向けて言葉を贈ることもあります。
「得意のおいしい料理をたくさん作っていつまでも仲良く」とか、新郎に向けて「○○はさみしがり屋だから早めに帰ってあげて下さいね」など。
結婚式の友人スピーチでの新郎新婦の名前の呼び方
結婚披露宴での友人スピーチでは新郎新婦のことは下の名前で「~さん」と呼びます。
名字だと会場には同じ名字の親族もたくさんいるし、ちょっとよそよそしい雰囲気があります。
でもふだん新婦をちゃん付けや呼び捨てにしていると○○さんと呼ぶほうがよそよそしく感じるし違和感があったりしますよね。
そういう時はスピーチを始める時にご両親や親族の皆様に一言断りを入れます。
「私はいつも新婦のことを○○と呼んでいるのでそのように呼ばせて頂きます。」といった具合です。
お断りを入れることでフォーマルな場でも砕けた呼び方をしてもおかしくなくなります。
結婚式の友人スピーチは自分の言葉で文章を作る
結婚式の友人スピーチの雛形や例文はふだんの会話からするとちょっと硬い印象ですよね。
結婚式の披露宴は老若男女、役職や肩書きも様々なゲストが出席するフォーマルな場なので誰から見てもきちんとした印象をもってもらうためです。
なので不慣れな言い回しでも礼儀作法としては安心です。
ただ結婚式の友人のスピーチで一番大切なのは新郎新婦をお祝いする気持ちをしっかり伝えることです。
もちろん結婚式ですから失礼なことは言えませんが、主賓や上司の挨拶ではなく気心の知れた友人からの挨拶なので多少カジュアルな感じになっても温かい目で見てもらえます。
ふだん使わない敬語や難しい言い回しで紙に書いた言葉を読み上げるよりも自分の素の言葉で話したほうが相手に伝わるスピーチになるし、読んでて自分も緊張しません。
結婚式のスピーチで友人がマナーとして気をつけることは?
その他に結婚式のスピーチを考える時に気をつけるマナーです。
結婚式のスピーチで使ってはいけない言葉に注意
結婚式では忌み言葉といって縁起の悪い言葉は使わないように気をつけます。
死ぬ、殺す、終わるなど明らかに不吉な印象の言葉はもちろん、別れる、離れる、切れる、割れるなど悪いイメージを連想するような言葉も避けます。
結婚式の友人スピーチではエピソードにも注意
新婦との具体的なエピソードにも注意が必要です。
新婦の人柄で「内気」「消極的」といった言葉や、逆に「私がいじめられてたのを助けてくれた」などの話題はたとえエピソード自体が良いものだったとしても言葉の印象が悪いです。
どうしてもその話をしたいのであれば「内気、消極的 → 奥ゆかしい」、「いじめられ → 周りと馴染めなかった」など他の言葉に置き換えます。
あと、過去の恋愛話は披露宴でのスピーチには相応しくない内容です。
事前にスピーチの内容を新婦に全て確認する必要はないですが、スピーチの中で取り上げていい話題か悩んだ時は新婦本人に確認したほうがいいです。
仲間内では楽しめる話題でも結婚式は新婦にとって一生に一度の晴れの日だし、両親や親族もいる場では遠慮して欲しいという内容もあります。
結婚式の友人スピーチの長さ
友人挨拶の長さは3分がちょうど良い長さです。
3分は人の話を飽きずに集中して聞ける適当な長さで、4分だと長いと感じます。
主賓のスピーチであれば10分ほど話すこともありますが友人のスピーチは手短に簡潔に終わらせるのがポイントです。
結婚式のスピーチは事前に添削してもらうと安心
友人スピーチの原稿ができたら事前に他の人に添削してもらいます。
できれば新郎新婦を知っている人、知らない人のそれぞれに読んでもらうのが理想です。
新郎新婦を知らない人にはわかりにくい内容だったり、失礼な言い回しや結婚式にそぐわない言葉を見つけてもらうことができます。
自分では問題ないと思っていても人に読んでもらうことで自分では気付けないミスを見つけることができます。
スピーチ原稿をブラッシュアップしておくと自分も安心できますよ。
結婚式の新婦友人のスピーチまとめ
大勢の人の前で初めてスピーチする時は本当に言葉の一つ一つが気になったりするものです。
でも、つたない表現になってしまったとしても大事なのは自分のお祝いの気持ちをしっかり表現して伝えることです。
結婚式の祝辞は100人いたら100通りのスピーチができるので間違いを気にしすぎず自分らしい言葉でお祝いしてあげてくださいね。
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