キッチン掃除は毎日すると楽になる!洗剤と掃除の仕方のポイント
キッチン掃除は大掃除でいっきにやるという人も多いですよね。
でも、キッチンの掃除をまとめてやるって実はめちゃくちゃ重労働・・・
しかも台所は毎日使うので汚れも溜まりやすく、油汚れや水垢はたまにする掃除ではなかなか落とせないこともあります。
そこでたどり着いたのが毎日ちょっとのキッチン掃除!
毎日と聞くと大変そうと感じるかもしれませんが、実はこまめに掃除することでキッチン掃除はものすごく楽になるんですよ。
そんなキッチン掃除を毎日する時のポイントがこれです。
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<目次>
キッチン掃除で毎日すること9つ
毎日のキッチン掃除ではキッチン全体をきれいにするので掃除する場所は多いです。
でも、毎日のキッチン掃除は「サッと」するのがポイントなので、全部あわせても15分ほどで終わりますよ。
ガスコンロ
ガスコンロの周りの汚れはほとんどが油汚れです。
油汚れは時間たつとガチガチに固まってしまい落としにくくなるので、毎日こまめに掃除することできれいな状態を保ちやすくなるし掃除も楽になります。
そこで大事なのがガスコンロを使ったら拭くクセを付けること!
調理後のガス台が温かいうちにガス台と周りの壁を拭くと油が固まっていないので布巾で軽く拭くだけで汚れを落とせます。
コンロや台所の壁はお湯でぬらした布巾でふくと油がとけて汚れを落としやすいですよ。
布巾のかわりにキッチンペーパーや使い古しの布を使うと掃除後にそのまま捨てられるので洗う手間が省けて便利です。
五徳が汚れた時は五徳をはずして軽くスポンジで洗い、ガス台は濡れ布巾で拭きます。
換気扇
料理をすると換気扇にはたくさんの油がつき、その油は時間が経てば経つほど固まってギトギトになってしまいます。
なのでガスコンロを拭く時にいっしょにレンジフードの外側など換気扇の手の届くところを毎日サッと拭いておくと汚れの蓄積を抑えられて掃除が楽になります。
シンク・排水溝
シンクまわりの汚れは水垢、油汚れ、洗剤、カビ、食品が付着してできるぬめりなどが混じっています。
シンクは毎日使うので汚れが溜まりやすく、ちょっと放置すると悪臭の原因にもなってしまいます。
そのため、日々の掃除がかなり効果的な場所です。
毎日のシンク掃除ではまず水切りカゴと排水溝のゴミを取り除きます。
生ゴミを数日溜めておくと汚れや臭いの原因になるし、ゴキブリをおびき寄せてしまうこともあるのでゴミは毎日捨てます。
次にシンクに60度くらいの少し熱めのお湯をかけます。
お湯をかけることで油汚れが溶けるし、細かなゴミを流すこともできます。
ざっと汚れを流しておくとスポンジで力強く擦らずにすみ、シンクに傷がつくのを防げますよ。
その後、食器洗い用の中性洗剤をスポンジにつけてシンク、水切りカゴ、排水溝の中などをサッと洗います。
シンクを掃除すると雑菌がつくので食器用とは別にシンクの掃除用のスポンジを用意しておいてくださいね。
臭いとヌメリを予防したい時はキッチンハイターなどを吹きかけて少しおいた後に流します。
シンク内に水滴が残っていると水垢が溜まっていって頑固な汚れになってしまうので最後にシンク掃除用の布巾で水分を拭き取ります。
キッチンペーパーで代用すると毎回新しいものを使うので清潔だし、使い終わったらそのまま捨てることもできて便利です。
シンクは毎日掃除することでヌルヌルや水垢、カビを防げて簡単にきれいな状態を保てますよ。
作業台
シンクを洗うついでに作業台の汚れや水はねも拭いておきます。
水はねが残っていると水垢の原因になるし、味噌や醤油など塩分の高い水分は錆びの原因になります。
電子レンジ
電子レンジはキッチンの中でも使用頻度が高い場所ですが、つい忘れがちになりなかなか掃除しない場所でもあります。
ですが過熱の際に飛び跳ねた汁や油で電子レンジの庫内は思いのほか汚れています。
ガスコンロと同じで油汚れは放置すると落ちにくくなるので、電子レンジも使った時に中を布巾でサッと拭くのがポイントです。
すぐ拭けば飛び散り汚れは簡単にとれます。
汚れがこびりついてとれない時は蒸気で汚れを浮かすと落としやすくなります。
新しい雑巾をしっかり濡らしてレンジで3分加熱し、そのまま少し放置します。
蒸気の力で汚れが浮いてくるのを待ってから庫内をしっかり拭きます。
その他のキッチン家電
台所に置く家電は油汚れと手垢などで汚れやすいです。
特に冷蔵庫や電子レンジは使用頻度が高く、扉や取っ手には手垢や皮脂がたくさんついています。
そこで、家電の外側を優しく水ぶきします。
汚れが落ちにくい時はセスキスプレーを吹きかけた布でふくと汚れを落としやすくなりますよ。
炊飯器やコーヒーメーカーを使った日は取り外せるものはぜんぶ取り外して食器用の中性洗剤で洗います。
スポンジ・布巾
食器洗いようのスポンジには洗剤がついているからきれい、と思っているかもしれません。
ですが、スポンジが水分を多く含んでいると雑菌が増えてしまうので気をつけないといけません。
スポンジを使い終わったら洗剤を充分に洗い流して固く絞り水分を残さないようにして乾燥させます。
たまに漂白剤などにつけて除菌するのもおすすめです。
同じようにキッチンで使う布巾にも雑菌がついています。
布巾は台所用の中性洗剤で洗います。
雑菌を消毒したいなら熱湯をかけるのも効果的です。
布巾は生乾きだと菌が増えるので毎日夜に干しておきます。
食洗機
食洗機を使う場合は汚れが溜まるフィルターは稼働後に必ず洗います。
細かい汚れが詰まっている時は歯ブラシでこすって取り除きます。
最後に庫内をしっかり乾燥させることで雑菌の繁殖を防ぐことができますよ。
たまに庫内全体の汚れを落とすために専用クリーナーを使って掃除することで、パーツのつなぎ目など落としにくい部分の汚れを落とします。
床
キッチンの床は調理中の油が飛び跳ねたりゴミが落ちたり水がはねたり、一日終わると結構汚れています。
そこで掃除の最後に床も水拭きをします。
放っておくと油でベタベタになり、その上にホコリが溜まるととりにくくなるのでその都度落とすのがポイントです。
頑固な汚れを落とす念入り掃除
毎日掃除していればそんなにひどい汚れがつくことはないんですが、たまにこびりついた汚れを落とすスペシャルケアをします。
ガスコンロ
ガスコンロに焦げ付きができてしまった時はクリームクレンザーを塗ってサランラップをして30分ほどかけて汚れを浮かせます。
そのままサランラップを丸めて円をかくように磨くときれいになりますよ。
スポンジを使うとクレンザーがスポンジの中に染みこんでしまってせっかくの研磨剤が力を発揮してくれません。
サランラップを使うとクレンザーが染み込まないので効率的に掃除できます。
クレンザーを使う時は力を入れすぎると塗装がはがれてしまうので気をつけてくださいね。
換気扇
レンジフードは週に1度くらい洗剤をつけて掃除するときれいに保てます。
軽い油汚れなら食器用の中性洗剤とスポンジでも落とせますよ。
換気扇は月に1~2回フィルタを洗うと換気の能力が上がります。
シンク・排水溝
シンクの掃除は毎日しますが、週に1回程度、排水溝の中のトラップも外して掃除します。
また、シンクに水垢ができている時はメラミンスポンジでこするときれいになりますよ。
電子レンジ
庫内の汚れがこびりついて蒸気だけでは落とせないという時は重曹を使います。
耐熱容器に水500mlと重曹大さじ1くらいを入れて3分ほど加熱し、蒸気が出たら10分ほどそのままにしておきます。
重曹の力で油汚れが浮くのでそれを拭き取ります。
電子レンジ掃除の重曹を使った詳しいやり方と体験談はこちらに詳しく書いています↓
あと、電子レンジ掃除ではお酢と水を使う方法もあるんですが、お酢を入れると独特のニオイが広がってしまうので私はお酢はあまり使わないようにしています。
キッチンの汚れ予防の8つのコツ
ちょっとした一手間でキッチンの掃除を楽にするコツです。
不要なものを処分
掃除をスムーズにするにはキッチンになるべく物を置かないのがポイントです。
まず、その日使った缶詰の空き缶などは置いておくと錆びるのですぐ捨てるようにします。
次に不要なものを極力なくします。
物があると拭き掃除をする前にどかす手間がかかるので掃除の邪魔になります。
物を置かない、出しっぱなしにしない、この2つを心がけるだけでキッチン掃除に取り掛かるハードルがぐっと下がります。
また、定期的に不用品を処分して収納スペースを開けるようにします。
使い捨ての箸やスプーン、かわいいからととっておいたケーキやプリンのカップなど、使わないのであれば思い切って捨てます。
使ったことがないお客様用のカップや食器はふだん使いにしてしまうか、たまにしか使わないなら一箇所にまとめてしまっておきます。
三角コーナーを使わない
シンクのぬめり予防には水周りに物を置かないというのもポイント。
そこでどかしたいのが三角コーナーです。
三角コーナーは生ゴミを入れるので雑菌が増えやすく、目が細かくて掃除がしにくいので三角コーナー自体も汚れていきます。
三角コーナーの代わりに紙袋を使ったり、こういった便利アイテムもあります↓
生ゴミはビニール袋に密封して毎日捨てることで臭い予防にもなりますよ。
排水溝の蓋ははずす
シンクの排水溝の蓋には汚れがつきやすいし、蓋をすることで排水口内の汚れに気づきにくくなるというデメリットもあります。
そこでシンクの蓋をはずしてしまうことで蓋の掃除の手間が省けるし、排水口内が常に見えるのできれいにするよう気をつけるようにもなります。
アルミボール
排水溝の水切りカゴの中にボール状に丸めたアルミホイルを入れておくだけで水を流すたびにアルミホイルが転がって汚れを落としてくれるのでぬめり対策になります。
ウォッシュタブを使う
「ウォッシュタブ」というとおしゃれですがようは洗い桶のことです。
洗い物をウォッシュタブにいれることでシンクに汚れが広がるのを防ぐことができるのでシンクの汚れが軽減します。
ウォッシュタブは食器や布巾を漂白剤につける時にもあると便利ですよ。
スポンジは吊るしておく
スポンジはフックなどで吊り下げて保管すると乾きやすくなり雑菌の繁殖を防げます。
スポンジかごを除去できるので汚れが溜まるのも防ぐことができます。
汚れをつけない
キッチンの汚れは時間が経つと落とすのが大変な頑固な汚れに変わってしまいます。
かといって、キッチンの隅々を毎日きれいに掃除するのはなかなか難しいですよね。
そこで、汚れがつきそうなところにあらかじめカバーなどをつけておく、というのもキッチン掃除を楽にするポイントです。
一番初めに取り組みたいのはなんと言っても換気扇!
換気扇フィルターは100均でも売られていますよ↓
布巾のかわりにキッチンペーパーを活用
ぬれた布巾は雑菌や臭いの元になるのでこれを使い捨てのキッチンペーパーに代えてしまうというのもありです。
洗った食器の水気を拭いたり、厚手のキッチンペーパーは濡らしても使えるので台拭き代わりにも使えます。
毎回新しいものを使うし、使い終わったら捨てられるので衛生的です。
キッチン掃除の洗剤の選び方
キッチン掃除に使う洗剤は主にこの4つです。
食器用の中性洗剤
食器洗い用の洗剤を使えばキッチンのちょっとした油汚れはたいてい落とせます。
毎日掃除をしていればそんなにひどい汚れはたまらないので中性洗剤で十分きれいになりますよ。
クレンザー
クレンザーには汚れを浮き上がらせたり研磨効果があり、油汚れや焦げ、湯垢、水垢、サビなど、あらゆる汚れに使えるので1つあると便利です。
弱アルカリ性洗剤
水垢や洗剤の跡にはクレンザーが配合された弱アルカリ性の洗剤を使います。
台所用だとこのあたりが有名でわが家でも使ってます↓
漂白剤
カビやぬめりは漂白剤の入った洗剤を使うときれいに落とせます。
手軽に使えるのはこのあたり↓
重曹・クエン酸・セスキを使う
市販の洗剤に比べると効果は弱まるんですが、キッチンは口に入るものを扱うためできれば体に優しいもので掃除をしたいという人もいますよね。
そういう時は重曹・クエン酸・セスキを使って掃除します。
重曹
重曹は油汚れを落とす効果があり、キッチンだとコンロや魚焼きグリル、換気扇などの掃除に向いています。
水と混ぜてペースト状にして歯ブラシなどでこすって使ったり、重曹水スプレーやつけ置き洗いに活用します。
重曹には消臭効果もあるので三角コーナーやゴミ箱に振りかけておくのもありです。
重曹についてはこちらに詳しくまとめています↓
▼重曹の掃除の効果と使い方!場所別のおすすめの掃除の仕方
▼ダイソー重曹クリーナー500gのレビュー!100均洗剤のおすすめ
クエン酸
クエン酸は水垢汚れや石けんカスなどのアルカリ性の汚れ落としに効果的です。
キッチンだとシンクや蛇口についた頑固な水アカに水で溶かしたクエン酸スプレーなどを吹きかけて使います。
スプレーしてとれない場合はキッチンペーパーなどにしみこませてパックするとより効果的です。
また、電気ポットの中に白い不純物がついている時もクエン酸で掃除するときれいにできます。
セスキ炭酸ソーダ
重曹で落ちない頑固汚れにはセスキ炭酸ソーダを使うとより強力に油を分解してくれます。
セスキ炭酸スプレーをコンロの油汚れなど汚れが気になるところにふきかけ、水に強いキッチンペーパーで拭き取ります。
五徳や換気扇などべたべたした油汚れにも効果的です。
ただ、木材や布製品、アルミ製品に使うと変色やシミが出る可能性があるので気をつけてくださいね。
キッチンの掃除道具であると便利なもの
スポンジ
キッチンで使うスポンジは食器用と掃除用をわけておきます。
水垢汚れを落とすにはメラミンスポンジがあると簡単に掃除できます。
あと、ふつうのスポンジに格子状の切り込みを入れて「マンゴーカットスポンジ」を作っておくと五徳や魚焼きグリルの網などを洗うのに便利です。
マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは極細の繊維で織られている布で、繊維と繊維の間にたくさん隙間があるため水をたくさんため込める吸水性の高さが特徴です。
一方で絞ればすぐに乾くという速乾性があるのもメリット。
拭いたものの表面を傷つけることもないし、拭き跡も残らないのでキッチン掃除では重宝します。
ゴム手袋
ゴム手袋はシンクやガス台など洗剤を使った時間がかかる掃除をする時にすると手荒れを防げます。
嫌な汚れが手につくのも防げるので思いっきり掃除できますよ。
軍手ぞうきん
ゴム手袋の上から軍手を装着して軍手を雑巾のようにして使います。
こうすると手で直接汚れをこすれるので雑巾で拭きにくいすき間などの掃除に便利です。
みつあみストッキング
これは古くなったストッキングをみつあみにしたものです。
ストッキングを蛇口などの仕上げ磨きに使うとピカピカになります。
布を巻いたスプーン
これはスプーンに布を巻きつけたもので、すき間汚れを力を入れて落としたい時などに便利です。
毎日のキッチン掃除まとめ
油汚れや水垢などキッチンの汚れは時間が経つと本当に掃除しにくくなるし、力任せにゴシゴシこすると傷になったり、くもりの原因にもなってしまいます。
だからこそキッチンは毎日少しずつ汚れを落とすのが大事だし、これをやっておくだけで掃除がめちゃくちゃ楽になります!
いろいろあるようだけど毎日やればそれほど汚れは蓄積していないのでそんなに時間はかかりませんよ。
一気にやろうとすると挫折の原因になるので、できるところからやってみてくださいね~
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