加湿器で家電が壊れる?テレビやパソコンの故障を防ぐ加湿機の使い方
冬になると空気が乾燥するので美容健康を気にする女子としては加湿機は必須ですよね。
でもそこでちょっと気になるのが部屋にある家電製品の故障・・・
湿度を上げたらテレビやパソコンが壊れないかな?って心配になりますよね。
私もその点はすごく気にしていたのであれこれ調べたことがあります。
その上で、湿気による家電の故障を防ぐために私が実際にやったのがこれでした。
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<目次>
加湿機で家電が壊れる?
一人暮らしの部屋で本気の加湿対策をすると結構湿度が上がりますよね。
しかも部屋が狭いから加湿機と同じ部屋に家電製品もたくさん置かれている。
そこで心配になるのが、加湿機のせいで家電が壊れたらどうしよう?ってことです。
昔実家で暮らしていた時に親が「家電が壊れるから加湿機は使いたくない!」なんていってたなぁと思い出したり。
確かに、テレビとかDVDレコーダー、パソコンといった高価な精密機器が加湿機のせいで壊れたら痛手すぎます。
でも、冬の部屋の湿度ってほうっておいたら余裕で30%を下回るじゃないですか。
そんな部屋で加湿機を使ってちょっと加湿したくらいで家電製品って壊れるのかな?とも思ったり。
そこで、当時の私はまず家電製品と湿度について徹底的に調べました。
加湿機の家電への影響
湿度と家電の故障は無関係ではない
そこでまず思い出したのが温泉で有名な観光地に宿泊した時のこと。
部屋に備え付けられていたテレビの調子が悪くてホテルの人と話したことがあるんですよ。
そのテレビは薄型で特段古い感じはしないんですけど、時々映りが悪くなるという感じでした。
ホテルの人の話によるとそこは温泉街で町中あちこちで蒸気がモクモク上がっていて一年通して湿気が多いそう。
なので家電製品が故障しやすく、テレビなどの寿命も早めなんだとか。
その時は「えー?そんなことあるの!?」って感じだったんですけど、もしそれが本当だとしたら狭い部屋に置く加湿機のせいでテレビやパソコンが不具合を起こすということもなくはないよなと。
加湿機のせいで家電が壊れることは少ない
ただ、いろいろ調べていくと湿気で家電が壊れるっていうのは相当な湿度じゃないとそうそう起こらないということがわかりました。
「湿度が高くても家電は壊れない」ということの一番わかりやすい証拠が日本の梅雨と夏です。
日本の梅雨や夏はただでさえ多湿で、雨が降ったらあっという間に湿度が80%くらいになっちゃいますよね。
モワ~ッとしてベタベタ不快に感じるくらいの湿気です。
が!
だからといってその時期になると家電製品がばんばん壊れるかといったら・・・
私の経験ではこれまで梅雨や夏だから家電が壊れるといったことはなく、日本全国を見渡してもその時期がくると家電の故障が相次いで家電量販店がウハウハってこともないですよね。
もしかしたら年間通してみたら故障が増える時期っていう可能性はあるのかもしれませんが、目に見えて極端に故障件数が増えているとは感じられないです。
つまり、テレビでもパソコンでも日本で使われる家電は日本の梅雨の湿度に耐えられるくらいの力は持っているってことです。
そう考えると、空気が乾燥してカラカラになった冬の部屋で加湿機を使ったくらいじゃ家電は故障しないってなります。
でも家電が湿度に弱いイメージってありますよね。
じゃあいったいどれくらいの湿度になったら家電は壊れるんだ?って気になりますけど、これは簡単に言うと
入浴中のお風呂場くらいの湿度ってことになります。
お風呂に入りながら生身のスマホを使っていたら故障することありますからね。
でも、お風呂用テレビとか湿度がめちゃくちゃ高いところでも使える家電だってあります。
なので、実は家電の故障と湿度って思っているほど影響してないんじゃないかという結論にいたりました。
加湿すると結露のせいで家電が壊れる?
ただ、冬に部屋を加湿する時に気をつけたいのが結露です。
室内と屋外の寒暖差が大きくて、部屋の中の湿度が高いと窓に水滴が溜まったりしますよね。
なので、家電製品が窓にぴったりくっつくような場所にあったり、ものすごく窓際に置かれていたりするともしかしたら家電製品の中で結露が起こる可能性も無きにしも非ず・・・
ですが、これはかなり条件がそろわないと起らないのでほぼないといってもいいかもです。
ちなみに、パソコンと加湿機の関係についてはこちらに詳しく書いているので参考にどうぞ↓
家電のある部屋で加湿機を使う時のポイント
というわけで、ふつうに常識の範囲内で使っていれば加湿機のせいで家電製品が壊れることはまずないです。
ただ、やっぱり加湿機の使い方しだいでは絶対壊れないとは言い切れないので、家電製品のある部屋で加湿機を使う時は私はこのあたりに注意してました↓
加湿機選びのポイント
- 部屋にあわせて加湿機を選ぶ
- 加湿機の種類
- 湿度コントロール付き加湿器を使う
加湿機の威力が強ければ強いほど空気を潤わすことができるので、お肌の乾燥などが気になる女子としてはつい強力な加湿機を置きたくなってしまう。
のですが、当然、部屋の広さと加湿機の能力があっていないと部屋が多湿になってしまい、家電の故障やカビや結露の原因にもなってしまいます。
そこで大事なのが部屋にあわせて加湿機をきちんと選ぶことです。
まず、加湿機にはそれぞれ加湿するのに適した畳数というのが設定されています。
で、この数値は基本的には湿度が逃げやすい戸建ての部屋を想定して設定されていることが多いです。
そのため、機密性の高いマンションなんかだと加湿機での加湿が想定よりしやすくなることもあります。
なので実際の部屋が8畳だったとしても6畳用の加湿機で十分だったり。
あと、部屋が洋室か和室かによっても加湿のしやすさが変わってきます。
和室に使われる壁の材質や畳は湿気を吸いやすいです。
なので、和室の部屋におく加湿機は少し加湿能力が高いほうがよく、逆にフローリングの洋室ならやや控えめでもいい感じです。
次に加湿機の種類を選ぶのもポイントです。
加湿機にはスチーム加湿機、気化式加湿機、ハイブリッド加湿機、超音波加湿機と4つのタイプがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあって、中には家電製品の横で使うとちょっと心配・・・という特徴を持つ加湿機もあります。
なので、加湿機による家電の故障が心配な時は値段だけじゃなく加湿機のタイプを見極めて選ぶのが大事です。
加湿機4タイプの特徴などについてはこちらに詳しく書いているので参考にどうぞ↓
加湿機の中には湿度を設定して部屋がその湿度になると自動で加湿を止めてくれるという加湿機があります。
これは加湿機の中でもちょっと上位機種になるので安いもので5,000円~といった感じです。
ですが、湿気による家電の故障が心配で部屋の温度をきっちり管理したいという時には安心です↓
加湿機を使う時のポイント
- 加湿機のベストな置き場所
- 部屋の湿度に気を配る
家電製品のある部屋で加湿機を使う場合は加湿機の置き場所にも気を配りたいところ。
テレビやパソコンの横に加湿機を置かないというのはもちろんですが、より効率よく部屋全体を加湿してくれる加湿機の置き場所というのがあります。
加湿機の効果的な置き場所に関してはこちらの記事の加湿機の項目に詳しく書いたので参考にどうぞ↓
▼部屋の乾燥対策の7つのコツ!今すぐ簡単にできる効果的な方法
もう当たり前すぎることなんですけど、湿度の上がりすぎが心配な時は部屋の湿度管理をしっかりする!
これに限ります。
最近は100均でも湿度計を買えますよ。
どうしても故障させたくない家電がある時はその家電の側に湿度計を置いて湿度をチェックするといいですよ。
加湿機と家電の故障まとめ
加湿機のせいで家電が壊れる可能性は0ではないです。
が、冬の乾燥した部屋で加湿機を使うのであれば湿度のせいでパソコンやテレビが壊れるということはそうそうありません。
加湿機の使い方に気を配っていればそこまで心配する必要はないですよ~
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