派遣の退職の挨拶のメールやスピーチの例を紹介!体験談あり
派遣で働いていて悩むことの1つが派遣先の業務最終日の挨拶。
ネットで調べると「派遣も退職の挨拶は必ず必要!」ってでてくるけど、「え?本当に?」って思うこともありますよね。
挨拶するにしても誰にどのタイミングで何を話したらいいんだろう?と思ったり。
そこで私が派遣社員としていろいろな職場を体験してみて派遣の退職の挨拶についてわかったことや体験談、挨拶スピーチの例文などを書いておきますね。
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<目次>
派遣が退職する時に挨拶は必要?
正社員の人が職場を辞める時はみんなに挨拶をしてまわるというのが一般的ですけど、派遣社員が派遣先の会社を辞める時も挨拶は必要なのか?
私は派遣の仕事を始めたばかりの頃、悩んだんですよね。
ネットで調べてみると「退職時の挨拶は必ず必要!」という派遣会社の記事がたくさん出てくるんですけど・・・
でも実際に働いてみると「え?本当にこの職場でもそこまでする必要ある?」と思うことがあったり。
で、長年、派遣社員をやってみてわかったのがこれです。
派遣の最終日に挨拶しない場合
まず、派遣先の企業の最後の出勤日に特に挨拶まわりなどが必要なかったのが
規模の大きなコールセンターなどです。
こういった職場は新しい人が入って来ると同時に辞めて行く人もたくさんいて月に何度も人の入れ代わりがあります。
私がいた職場では業務中もひたすら電話をかけ続けるだけだったので社員さんと親密にコミュニケーションをとることもありませんでした。
なので、こういう職場では派遣会社や派遣先の社員さんから「どうしても挨拶して」と言われない限りは特に退職の挨拶まわりやメールは必要ありませんでした。
(もちろん、挨拶まわりをしなかったからといって派遣会社の人に怒られることもなく、次の仕事もふつうに紹介してもらえました)
ただ、研修やクレーム対応など業務中に特にお世話になった人がいれば、挨拶を求められなくても一言お礼などを伝えておくと丁寧で良い印象です。
私も関わりの深い社員さんには最後の出勤日に挨拶をしていました。
派遣の退職で挨拶が必要な場合
一方、退職の挨拶が必要になってくるのが
いわゆるOLとして働いていた時です。
営業アシスタントなどの事務職で企業に派遣されると同じ課の中で毎日同じ人たちと仕事をすることになります。
そのため、社員さんとコミュニケーションを取る機会も多いし、業務についてフォローしてもらうことも増えます。
なので、長期間働いた時はもちろん、3ヶ月などの短期の派遣でも辞める時は挨拶をしたほうがいいし、挨拶するのが社会人のマナーと言われることもあります。
派遣会社のサイトで「必ず挨拶しましょう」といっているのは主にこういう職場のことですね。
ということで、ここからはこういった職場で挨拶をする時のポイントについて書いていきます。
派遣社員が退職を伝えるタイミングはいつ?
派遣先の企業を辞める場合、まずは派遣会社の担当さんに話をしてそこから派遣先の企業と退職の日程のすり合わせなどをします。
なので、職場の人に「退職します」と伝え始めるタイミングは退職日がきちんと確定して、その上でいつ職場全体にオープンにするか上司と相談して決めるのがいいです。
職場によって誰から伝えるのか、どういう形で伝えるのか、どこの範囲にまで伝えるのかなど違ってくるので、派遣先の企業のやり方にあわせるようにします。
部署内に伝えるのは退職日の1~2週間前が一般的と言われています。
でも、引継ぎが必要な仕事だともっと前からオープンにして後任者を入れて仕事をしていくことなどもあります。
派遣の退職の挨拶の仕方3つ
事務職でオフィスで働いている場合、派遣の退職の挨拶の方法は大きくわけてこの3つです。
- スピーチ
- 個別に挨拶
- メールでの挨拶
みんなの前でのスピーチは昔ながらの習慣のある職場や朝礼のある会社に多く、スピーチのない会社もあります。
なので退職の挨拶で一番多いのはやっぱり個別の挨拶です。
あと、自分の出勤最終日に休んでいたり外出していて顔をあわせられない人や、他部署の人、社外の人などにはメールで挨拶をします。
どの方法で挨拶するかはその職場によって違いますが、私は全て経験しました。
派遣の退職の挨拶のスピーチ
派遣社員でも退職のスピーチを求められることがあるんですが、これが結構悩むんですよね。
退職の挨拶でみんなの前でスピーチがある場合、タイミングとしては朝礼、就業後、送別会の時が多いです。
送別会を開いてもらった時は必ずと言っていいほど「じゃあ一言」と挨拶を求められます。
ただ、退職の挨拶のスピーチは形式的なものなので長々と話さなくて大丈夫です。
時間としては1~2分程度にまとめるようにします。
派遣の退職のスピーチで話す内容と順番はざっとこんな感じです↓
- その場を設けてもらったことへのお礼
- 退職する旨と日付
- 仕事を通じて学んだこと、お世話になったことへの感謝
- 今後の発展をお祈りする
長くいた職場や仲が良く雰囲気の柔らかい職場なら具体的なエピソードを入れたほうがより心のこもった自分らしい挨拶になります。
この内容を踏まえた派遣の退職挨拶スピーチの例文と、緊張しないためのコツなどをこちらに詳しくまとめています↓
派遣の退職の個別の挨拶
スピーチなどで全体に向けて挨拶をしても
関わりが深かった人や特にお世話になった人には直接挨拶をします。
派遣の退職の個別の挨拶のタイミングとしては午後や定時近く、就業後など仕事が一段落した時間帯にまわります。
仕事中の人に話しかける時は「すみません、今、少しだけお時間よろしいでしょうか」と声をかけるようにします。
派遣の退職の個別の挨拶の順番は直属の上司の部長、課長、あとは年長順にまわっていきます。
派遣の退職の個別の挨拶で話すことは基本はスピーチの時と同じです。
ただ、個別の挨拶なのでそんなにかしこまらず、
「きょうが最終日です」
「長い間(短い間でしたが)お世話になりました」
「ありがとうございました」
ということを伝えられれば大丈夫です。
できれば、一人一人、印象に残っていることを一言付け加えられるといいです。
派遣の退職の挨拶回りについては私の体験談も含めてこちらに詳しく書いています↓
派遣の退職する時のメール
退職の挨拶のメールを送る範囲は悩むところなんですが、長くいた職場の場合は派遣会社などでは「少しでも関わりがあった人全員に送る」というのを推奨しています。
そのため、同じ部署で退職日に顔をあわせられなかった人はもちろん、場合によっては他部署や社外の人にも送ります。
ただ派遣の場合、一度名刺交換で顔をあわせただけなどほとんど付き合いのない人には送らなくても大丈夫なこともあります。
メールでの挨拶の場合も午前中~昼過ぎは仕事のメールが飛び交っているので避けるようにします。
退職の挨拶のメールは仕事の邪魔にならないように最終日の定時の1時間前~就業後にかけて送るようにします。
退職メールを送るタイミングや相手は職場によっていろいろルールが違うので上司やまわりの社員さんに確認してから送ったほうが安心です。
派遣の退職メールの書き方には
・わかりやすい件名にする
・時候の挨拶をいれる
・メールの送り漏れへの配慮
・送信先アドレスの分類
という4つのポイントがあります。
また、同じ部署の人に送るなら具体的なエピソードを入れて感謝を伝えるとよりいいです。
派遣の退職メールの例文や書き方のポイントの詳細はこちらにまとめています↓
派遣の退職の挨拶にお菓子は必要?
社員さんが職場を退職する場合に最終日にお礼のお菓子を配るというのはよくある光景。
そこで、派遣も退職の挨拶にお菓子を配ったほうがいいのかな?と悩みますよね。
派遣の場合は挨拶はしたほうがいいですが、お菓子などの贈り物に関しては自己判断としている派遣会社がほとんどです。
職場の雰囲気や周りの人ととの関係性で特にお世話になったと感じるなら配ってもいいという感じ。
派遣の退職時にお菓子を配らなくてもマナーや一般的な常識に反するということはありません。
退職時のお菓子について詳しくはこちらの記事に書いています↓
派遣の退職の挨拶まとめ
退職の挨拶の仕方は会社によって全然違います。
なので、就業先の雰囲気やその職場での慣例にあわせるのが大事です。
挨拶をする範囲やタイミングなどで悩んだ時は派遣先の上司や先輩の社員さんに相談するのが一番。
それができない時は事前に派遣会社の担当さんに相談してみるといいですよ。
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