網戸の虫除けで隙間はどうする?虫が入らない方法で最強なのはこれ
網戸をしているのに隙間から虫が入ってくる時の対策!
網戸の虫除けで対策しなきゃいけない隙間は意外とあります。
そこで、網戸の虫除けで隙間にできる方法や、網戸の虫除けを最強レベルにする方法を紹介します。
<目次>
網戸の虫除けするべき隙間
夏の夜に窓を開けていると、網戸をしているのに虫が入ってくる!ということがありますよね。
実は網戸のまわりには虫がすり抜けられる隙間がいくつもあるんですよ。
そこでまずは網戸のどこに隙間があるのか、お話ししますね。
【①網戸の目が大きすぎる】
なんとも残念な話なんですが、
網戸の目が大きすぎてその隙間を虫が通り抜けているということがあります(泣)
網戸のメッシュは目の細かさがいろいろあるのですが、よく家に使われている網戸は18メッシュと言って、網戸の中でも目の大きさが一番大きなものが多いです。
18メッシュの網戸の目をすり抜けられる小さな虫はたくさんいるので、網戸をしていても虫がバンバン入ってくるならまずはここが怪しい。
あと、網戸の目ですら通り抜けられるので、網戸にほんの小さな穴があればそれが虫の通り道になっていることもあります。
網戸の目を通り抜ける虫についてはこちらに詳しく書いています↓
▼網戸をしても虫が入るのはなぜ?すり抜ける虫は?虫除けで最強なのは?
【②網戸と窓ガラスの間】
次に考えられるのが網戸の枠と窓ガラスの間にできてしまう隙間です。
ここに隙間ができてしまう主な原因は
●網戸を正しい位置で使っていない
●隙間対策のモヘアが劣化している
の2つです。
実は網戸と窓には隙間を作らないための正しい使い方(位置)というのがあるんですよ。
正しい位置で使っていれば隙間はできないようにできています。
それでも虫が通れそうなところには最初からモヘアの隙間テープがついていることが多いです。
それが劣化するとモヘアの毛が少なくなって隙間ができてしまいます。
【③網戸と窓枠の間】
最後は網戸の枠と窓枠の間にできてしまう隙間です。
これは
・家(窓枠)が歪んでいる
・網戸の枠が歪んでいる
・網戸の高さが平行になっていない
・網戸の戸車に不具合がある
などの理由でできてしまう隙間です。
新築の家などではあまり見ないですが、築年数が長い古い家や設備の古い賃貸なんかだと建付けが悪くなり隙間ができてしまうことがあります。
網戸から虫が入らないようにする方法
網戸の隙間から虫を入れないようにするにはそれぞれの隙間によって対策の方法が変わってきます。
網戸の隙間の虫対策でできる方法を順番に紹介していきますね。
網戸を張り替える
まず、網戸の目が大きい場合は網戸のメッシュを張り替えます。
小さな虫が通り抜けられない目の小さなタイプに変えたり、メッシュそのものに防虫効果のある虫の嫌がるネットにかえるのが効果的です。
でも、
賃貸なんかだと網戸を張り替えられないこともありますよね。
そういう時は、今ある網戸の上から貼って使える防虫ネットを重ねるという方法があります。
メッシュを二重にすることで虫が入りにくくできます。
網戸のメッシュの種類や防虫ネットについてはこちらを参考にどうぞ↓
あと、
網戸に穴が空いてしまった!という時は網戸の穴を簡単に補修できるアイテムがあります。
これは100均のダイソーに売っているアイテムなんですが、シールになっているので貼るだけで簡単に網戸の穴を補修できますよ↓
網戸の虫除けのおすすめ
次に、網戸の虫除けをします。
網戸まわりの虫除け対策で使える虫除けは大きく分けて3つあります。
●網戸に貼るタイプ
まずは網戸に貼り付けるタイプの虫除けです。
一度設置すれば数か月持つので一番手軽に使えます。
虫よけ効果が届く範囲はそんなに広くないので、大きな網戸にはいくつか取り付けた方がいいです。
でも、虫が網戸によってくるのをそれなりに防げます。
貼るタイプの網戸の虫除けについてはこちらに詳しく書いています↓
●網戸に塗るタイプ
次に網戸に塗る、というか、正確には噴きかけるタイプの虫除けです。
網戸のメッシュに直接スプレーして使います。
貼るタイプの虫除けに比べて網戸の隅々まで虫よけ効果をいきわたらせられるのがいい所です。
ただ、雨などが降ると虫除けスプレーが流れ落ちてしまうので、虫よけ効果を保つために時々やり直す必要があります。
網戸の虫除けスプレーの効果的な使い方についてはこちらにまとめました↓
あと、
網戸に直接ふきかける虫除けとして、ハッカ油スプレーも人気があります。
虫が嫌がるハッカの香りを利用して虫を遠ざけるものです。
薬剤が入っておらず、自然の素材だけで虫除けできるのがいいところです。
ハッカ油スプレーは自分で簡単に手作りできるのもいいところ。
ただ、香りがなくなると虫よけ効果もなくなるので、わりと頻繁にスプレーしないといけません。
ハッカ油スプレーについてはこちらに詳しく書いています↓
●ベランダに吊るすタイプ
最後に網戸そのものではなく、ベランダや軒下に吊るすタイプの虫除けです。
網戸そのものに使うわけではないので、他の2つに比べると網戸への虫よけ効果は下がります。
ただ、窓周辺から虫をいなくするので、網戸によってくる虫を減らすことはできます。
網戸の正しい位置
網戸と窓の間に隙間を作らないためには網戸を正しい位置で使うことが大切です。
網戸は部屋の内側から見た時に右側に来るのが正解。
窓ガラスも、右側だけを開閉するようにします。
網戸の虫除けの隙間テープ
網戸の枠と窓ガラスの間にできる隙間や、網戸の枠と窓サッシの間にできる隙間には隙間テープで対応します。
隙間テープはいろいろな種類があるのですが、網戸の隙間にはモヘアという毛のついたタイプの隙間テープを使います。
見た目にこだわりがなく、サイズがあえばモヘアの隙間テープは100均でも売っていますよ↓
網戸の虫除けの隙間テープの貼り方は画像と合わせてこちらに詳しくまとめています↓
その他の網戸の虫除け対策
その他に、網戸に直接する対策ではないのですが、虫を減らすのに役立つ対策をいくつか紹介しますね。
●水を溜めない
網戸の外がベランダや庭になっているとそこに物を置いたりしますよね。
でも、そこに水が溜まってしまうと虫が寄ってきたり、卵を産んで大量発生してしまう可能性があります。
なので、窓の近くには水が溜まらないように気を付けるのがポイントです。
●植物を置かない
植木など植物も虫の隠れ家や休憩場所になるので虫を寄せ付けやすいです。
なので、虫除け対策と考えるならできれば置かないのがベスト。
●照明をLEDにする
夜に窓を開けていると虫が入ってきてしまうという場合、その虫の多くが照明の明かりによってきています。
特に蛍光灯の明かりには虫がよってきやすいです。
そこで、蛍光灯をLEDライトに変えると、完璧ではないですが虫を寄せ付けにくくできます。
網戸の虫除けで最強なのは?
網戸の虫除け対策をいろいろ紹介してきましたが、じゃあ、この中で一番効果的な虫除け対策はどれなのか?
というと、
実はどれか1つが最強ということはありません。
最初にお話しした通り、網戸まわりにはいろいろな原因で隙間ができてしまうし、住んでいる地域によってそこにいる虫の種類や大きさも違ってきます。
なので、網戸の虫除けを最強にしたいなら
網戸の虫除け対策を組み合わせる
というのがおすすめです。
網戸の隙間の虫除けまとめ
網戸から虫が入ってきてしまう時はまずは目に見えてわかる隙間を埋めるのが効果的です。
ただ、虫の中にはほんの1~2㎜の小さな隙間があれば部屋に入り込めるものもいます。
なので、虫を部屋に入れたくない時は網戸だけに限らず、ベランダや部屋の中などの虫除けと合わせて虫除け対策をするのが大切です。
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